2019年に取り上げた小さなスマホについて一覧でまとめました。
他に取り上げられてないものもあるかもしれませんが例えば中華端末などは結構似たり寄ったりです。その中でもアッパーなものは紹介できているはずなので、Androidで小さな端末(3インチ台、4インチ台)を検討している人にとっては取り得る選択肢をほぼ網羅できているのではないでしょうか。
外観
端末の大きさが比較できる画像を作成しました。
比率を正しくしてあるのでサイズイメージをつかみやすいと思います。
名称 | 寸法mm(縦×横×厚さ) | 液晶 | SoC(コア数) | バッテリー | 発売時期 |
KINGKONG MINI | 119 x 58 x 12.1 | 4 | MT6761(4) | 2,000mAh | 2019年後半 |
Rakuten mini | 106.2 x 53.4 x 8.6 | 3.6 | Snapdragon 439(8) | 1,250mAh | 2020年4月 |
K-Touch M17 | 113 × 46 × 10.6 | 3.5 | MT6739V(4) | 1,000mAh | 2019年後半 |
Melrose 2019END | 100 × 45 × 8.8 | 3.5 | MT6739V(4) | 2,000mAh | 2019年後半 |
製品名称はその端末の記事へのリンクとなっています。気になるものがあればチェックしてみてください。
サイズ的に何の変哲も無いスマホ一覧に見えますがそれは全部が小さいからです。ここへ多くの人が所持しているいわゆる一般的サイズのスマホ(5インチ台、6インチ台)を並べると「でかっ!!」てなります。
名称 | 寸法mm(縦×横×厚さ) | 液晶 | SoC(コア数) | バッテリー | 発売時期 |
K-TOUCH i9 | 101.6 × 44 × 8.1 | 3.5 | MTK6739V(4) | 2,000mAh | 2019年前半 |
Palm Phone | 50.6 × 96.6 × 7.4 | 3.3 | Snapdragon 435(8) | 800mAh | 2019年前半 |
SOYES S10 | 97.8 × 51.4 × 15.5 | 3 | MT6737M(4) | 1,800mAh | 2019年前半 |
Unihertz Atom | 96 × 45 × 18 | 2.5 | MT6763 (8) | 2,000mAh | 2018年後半 |
AQUOS R2compact | 131 × 64 × 9.3 | 5.2 | Snapdragon 845(8) | 2,500mAh | 2019年前半 |
Xperia Z3 Compact | 127 × 65 × 8.6 | 4.6 | Snapdragon 801(4) | 2,600mAh | 2014年後半 |
3.5インチの中華スマホ3つはそのサイズ/仕様からしても全て同じものと言っても過言ではないですね。ガワが違うだけというイメージです。
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中華スマホ「K-TOUCH i9」3.5インチ
アクオスフォンについては今時点AQUOS R2compact(1年前の製品)を載せていますが、近いうちこれがさらに進化(スリムアップ/仕様のグレードアップ)してAQUOS R3compactが出るのではないかと予想(希望)しています。
※画面はAQUOS R2compactです 小さいスマホにかっこよさを感じていて各社の端末はずっと横目で見てきています。 実はSHARPが小さい物作りで非常に優れています。 毎 ... 続きを見る
【小さいスマホ】伏兵AQUOS R3compactの発売は?【SHARP】
それにしても横の4.6インチ端末と比べると外寸のわりに液晶サイズがすごく大きいのがよくわかりますね。
対応バンド表も要チェック
対応バンドもしっかり見ておかないといけないです。もし外観や仕様が気に入って購入したとしても、契約中の通信会社によってはその端末は電波の拾いが悪いかもしれません。
各端末の記事ページに対応バンドについても記載があります。「B1、B2 ~」といったような表記です。
その数字と以下の表で合致しているバンドが多いほど、そのキャリアでより電波を受信できます。よりアンテナが立ちやすいということですね。
周波数帯 | ドコモ | au | softbank |
3G (W-CDMA) | B1 B6 | B1 B18 | B1 B8 |
4G (FDD-LTE) | B1 B3 B19 B21 B28 | B1 B11 B18 B26 B28 | B1 B3 B8 B11 B28 |
4G (TD-LTE) | B42 | B41 B42 | B41 B42 |
見たところどの端末についても言えることは、どこのキャリアで使っても電波が立たないということはなさそうです。ただそれぞれ偏りはあってドコモ、au、softbankどれかに対して強いというクセはありますね。
その点で問題があったのは、僕はほんとはPalm Phoneをメイン使用しようと思っていましたがバンド的にsoftbank系通信会社じゃないと快適じゃないことです。自身はイオンモバイル(ドコモ回線)なので諦めました。
【余談】先日、現在の自身のメイン機が使えなくなりました。XperiaSXという2012年に買った端末です。つなぎではありますが次のメイン機をどれにするか考えたときに行き当たったのがXperia Z3 compactです。今回の比較画像の右隅にサラっと入れました。メイン機として使えて尚且つ小さいという基準を満たすものは僕の中ではこれしかなかったです。サイズはちょっと大きい(それでも一般的には小さいですが)ので不満はありますが動作は全く問題ないです。
ヤフオクで中古白ロム4,000円で手にいれました。直近で①一番コンパクトで②仕様的にも使えるXperiaという基準で遡っていくと辿りつきます(2014年製)。界隈では有名な名機でオススメです。
まとめ
総評として、メイン機で使うのであればRakuten mini、AQUOS R2compactあたりがオススメです。それはSoC(CPU)の種類など見ても明確に差がありますが処理能力が問題ないからです。Palm Phoneは正直高すぎます。
※追記※2020年2月5日
8年ぶりに登場したスペックも満足の国産スマホRakuten Mini。正直、その他中華スマホと比べてもそのクオリティは大きく引き離して優れています。価格としても楽天モバイルの初期キャンペーンによりとても安くなっています。レビュー記事を書きました。是非チェックしてみてください↓↓
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その他中華スマホだと動作がモタつくことが多々あると思いますし、後セキュリティを考えるとブラウザ等に自身の各種IDPWを入力して普通に使用するのはちょっと避けたほうがいいかもしれません。マルウェアのようなものが最初から仕込まれているという噂も聞きます。
そうなってくると小さい中華スマホたちは利用シーンが無いと思えてきますが、あります。それは”サブ機として使う”という選択肢です。そのミニマムなサイズには価値がありますし、携帯しやすいという点もこれらミニスマホにしかない魅力です。
【考えられる利用方法】
・日常使いでも”音楽再生端末”として、”ラジオ”としてなど
個人的にはサブ機使用であればすべての端末がありです。ファッションで選んでいいと思います。
合わせてもしサブ機でもモバイル通信契約をしたいという場合は、断然イオンモバイル スマホの通信会社は適切な会社を選択していますか? みなさんスマホの通信会社はどこを選んでいますか? やはり3大キャリア(ドコモ、au、SoftBank)が多いでしょうか。 僕は5年 ... 続きを見るがオススメです。理由はシンプルで”その他複数社と比較した結果料金が最安だから”です。(例:データ通信2Gプランで780円)
【格安シム27社比較表】通信会社で無駄がないのはイオンモバイル一択だった
そして今なんともヤキモキするのはメイン使用ができる大本命の2端末Rakuten miniとAQUOS R3compactは、とにかく未定ということです。情報がないです。 本日2020年1月11日時点では技適の通過も確認できません。
※追記:楽天ミニは発売済みです。
色々考察しながら待っていたいと思います。
小さなスマホのことをはじめ、その他小さくて良い別ジャンルのモノについても紹介しています。気になる記事があれば是非チェックしてみてください。
他にも”コンパクトなモノが好き”という思考の源泉ではありますが、”無駄を省く”とか”お得(経済的無駄を省く)”といった観点でも記事を書いてあります。数分で読める記事なので是非チェックしてみてください。