今回はLINEを2台目のスマホにインストールして使う方法をご紹介します。
皆さんもLINEを使用していて困ってることはありませんか?




はい、偶然彼らが僕の困りごとを代弁してくれました。
今回僕はRakutenMiniという端末を手に入れて、今はこれまでのメインスマホと2台使用をしています。
※RakutenMiniについては以下記事をご覧ください。小さくてすっごくクールな端末です。 小さいスマホRakuten Miniを手に入れました。 当ブログでは何度も記事で登場していますが、現状4インチ以下の小さいスマホの中ではスペック的にも一番優れていると思います。 色 ... 続きを見る
【Rakuten Mini】レビュー & 必見初期設定(電池消耗を抑える)
スマホの2台持ちを考えたときに真っ先にLINEの運用はどうしようかと困りました。
できたら2つのスマホで平行してLINEを使用したいですが、ご存じの通りLINEは1台のスマホにしかインストールできません。
でも
2台のスマホにインストールして利用する方法があります。
それを今回ライフハック(生活の知恵/裏技)としてご紹介します。
この記事を読んでわかること
①2台目のスマホにLINEをインストールする方法
②おまけ要素
それは
・年齢認証概念がないLINE
・とても容量が軽いLINE
・とても機能がシンプルなLINE
です。
その名はLINE Lite
最初に結論です。
”LINE Lite”というアプリをインストールすれば2台利用が可能になります。
それはLINEの運営会社LINE Corporationが提供していて、Google Playでも公式に公開されているアプリです。
でも疑問が湧きませんか?

その点です!
なぜ話題になっていないかというと”日本ではこのアプリは公開されていないから”です。
上のスクリーンショットでも「×このアプリはお使いのどのデバイスにも対応していません」と表示されています。基本、日本国内では使えない(ダウンロードできない)ように仕上げられています。
LINE Liteは新興国向けに公開されている軽量版LINEです。余計な機能は無く純粋なメッセンジャーアプリです。
日本でも昔はLINEはただのメッセンジャーアプリでした。しかしそのままではいくら利用者が多くても収益につながらないのでしょうね。「ニュース」機能が付いたり、「ウォレット」というカテゴリボタンがついたり(機能は謎です)、気がつけばいろんなところで広告だらけになっています。
LINE Corporationとしては日本におけるLINEアプリについて収益につながりやすく改良してきたのに、また昔のただのメッセンジャーアプリに戻すわけにはいかないと当然思っていると思います。なので日本ではLINE Liteは使えないのでしょうね。
ではどうやって使用できるようにするのか?
APK Mirrorでダウンロードしましょう
はい、Google Play以外からアプリをダウンロードしましょう。
Androidにアプリをインストールする行為はGoogle Play以外からでも可能です。
僕が利用したのは有名サイト「APK Mirror」です。これはGoogle Playのミラーサイトです。海外の大手Android情報サイトが運営しています。GooglePlayで公開されているアプリを有志達がそのまま転載してくれています。その際に改ざんなどがないように確認ができる仕組みは整っているようです。
APK・・・Androidアプリのことです。アプリの拡張子に.apkが付くのでそう呼ばれています。
このサイトではGooglePlayで無料で公開されているアプリがダウンロードできます。まさに今回のLine Liteもダウンロードできますし、例えばスマホのAndroidのversionの関係で本来ダウンロードできないようなアプリ等も無理矢理ダウンロードできます。
※注意※
Google Playでダウンロードできるアプリが公式アプリであるのに対し、こちらでダウンロードできるそれは言わば野良アプリです。ダウンロードされる際は自己責任でお願いします。
ダウンロード/インストール手順
<ダウンロードサイト>
APK Mirror
①上記サイト開くと虫眼鏡マークのところで検索ができます。そこで「LINE Lite」で検索します。
②検索結果から「LINE Lite:Free Calls & Messages [version情報]」をクリックします。一番上に出てくるものが最新になっているはずです。
③次に2つの種類から選択します。広告が多いのでスルーして以下の項目を見つけましょう。
基本的には上の「armeabi-v7a」という種類のほうでよいです。
※もし自身の端末が64bit対応であるなら下の「arm64-v8a」を選択しても大丈夫です。対応じゃない場合は「arm64-v8a」は動かない可能性もあるので、その逆はない上の「armeabi-v7a」を選択しておくのが安全ではあります。
④「LINE Lite:Free Calls & Messages [version情報](armeabi-v7a)(Android4.1+)」というタイトルの画面になるので下のほうへスワイプして「DOWNLOAD APK」というボタンをタップします。
※この画面は途中の広告等を飛ばして編集しています。広告をスルーしてボタンを探しましょう
これでAPK(アプリ)がダウンロードされ、完了したあとは開くという旨の選択肢をタップします。
以下の画面が開いてきます。
ワクワクしますよね笑
見なれたLINEグリーンの背景に軽やかな羽のオープニング画面。
⑤「メールアドレスまたはQRコードでログイン」で進んでください。言わばこれが2台目で使用するときの選択項目です。もし「はじめる」から進んでしまうとメインのLINEがこっちに移ってしまい、現在使用中の端末の方でLINEが使えなくなります。
LINEにメールアドレスを登録していないという方はそれの登録から始めましょう。こういった時に役に立ちます。
設定→アカウント のところにあると思います。
QRコードでログインのほうは行っていないのでちょっと画面がわかりません。
「メールアドレスでログイン」について
PCをメインのLINE端末としているユーザーであればお馴染みです。この層にとってはメインスマホもLINEのメイン端末ではありません。あくまでPC上のLINEが親でずっと継続していて、スマホはサブです。
今までスマホ変更の経験は何回かありますがその際の引き継ぎは登録メールアドレスを入力すればすぐ完了するので手間がかかりません。
LINEの引き継ぎがスマホ→スマホの場合は非常に煩雑です。 以前にLINE liteを紹介しました。 簡単におさらいします。 LINE liteとは ・無駄な機能(広告等)が省かれているシンプルなLINE ・アプリ容量が非常に軽量でサクサク ... 続きを見る
こういった点でも楽なので、デジタルのメイン端末はスマホではなくPCにしておくことを個人的にはオススメしています。
これまでのメッセージ履歴もPC上のLINEで全部残っていきます。今後スマホが何回変わってその度スマホ上ではメッセージがリセットされたとしても、全く気にならないと思います。
※関連記事※
【LINE lite】よりも便利なLINEあります
LINE Liteの使用感について
とても良いですね。思い出すのは初期の頃のLINEです。
ちょっとスクリーンショットはだせませんが、例えば今のノーマルのLINEは下に「ホーム」「トーク」「タイムライン」「ニュース」「ウォレット」と5つの項目があります。
急にこれになった頃「無駄な項目が増えたな~、煩雑だな~」と思っていましたが、それも知らない間に慣れていましたね。
今回のLINE Liteでは「トーク」機能だけしかありません。なので下に上記5つの項目はないですし、あるのは右上に友達マーク、友達追加マーク、設定マークのみです。
思い出すと昔のラインはこうでしたよね。連絡先一覧の意味の友達画面、最新の会話から並んでいるトーク画面、設定画面。
いやあスリムです!無駄がなくて僕は好きですね。メインのラインをこれにするのも良いと思います。
その他の使用感はもちろんLINEそのままです。ちょこちょこ仕様が違う部分がありますが個人的には問題ないです。
当然メッセージは両方の端末で同期され残っていきます。
LINE Liteの容量について
ノーマルのLINEが712MBなのに対し、LINE Liteは驚きの86MBです。ほぼ10分の1です。
めちゃめちゃストレージに優しいです。節約したい場合などには持ってこいですね。
LINE Liteは年齢認証の概念がない
これが思わぬ特典だと思います。現在多くの方が困っているのが”3大キャリア、LINEモバイルユーザー以外は年齢認証が突破できない”という問題です。
それが突破できない場合に具体的に困ってくることは”友達追加操作時にLINE IDによる検索/被検索が不可”という点です。これは地味に困ると思います。ネット上でも多くのトピックがあがっています。どうすれば年齢認証を突破できるかと。
ここには不満があって、本当にLINE社が言葉通り年齢認証を行いたいんだったら免許証などの写真を撮ってアップして受理するなど、方法は無限にあると思うのです。しかしそれをせずにずっと「3大キャリア、LINEモバイルユーザーだけは認証ができる」というスタンスを変えません。
現状、MVNOで初めて手にした端末にLINEを入れる場合、全員年齢認証ができないのでそれはおかしいと思っています。
ただLINE Liteであればそれをあっけなく突破できます。この目的で本アプリを入れたいという方も多いのではないでしょうか。
※追記※2021.3.12
一部MVNOでもLINEの年齢認証が可能になりました。以下3社です。
・イオンモバイル
・IIJmio
・mineo
したがって上記3社以外のMVNOを利用中の方は依然として本アプリのほうの年齢認証はできない状態です。
LINE Liteまとめ
こういった感じでLINE Liteの総合評価は◎(二重マル)です。
以下のような要望を持っている方には絶賛オススメします。
・2台でLINEを使いたい方
・軽いLINEを使いたい方
・余計な機能のないLINEを使いたい方
・MVNO利用中で年齢認証を突破したい方
でも、僕がもっと便利だと思うLINEはこちらです。 以前にLINE liteを紹介しました。 簡単におさらいします。 LINE liteとは ・無駄な機能(広告等)が省かれているシンプルなLINE ・アプリ容量が非常に軽量でサクサク ... 続きを見る
※関連記事※
【LINE lite】よりも便利なLINEあります
他にも”経済的な無駄を省く”、”効率化”といったような考え方で記事をたくさん書いています。気になるものがあればチェックしてみてください。
無駄のないサイズ「コンパクトなモノ」についてもたくさん記事を書いています。小さくて質の良いものって所有欲をそそられます。是非チェックしてみてください。