先日、自身のPCをwindows updateしたあとなんとパソコンが壊れてしまいました。
自身が直面したことがなかったので都市伝説だと思っていました。。
まあと言っても完全に利用不可という状態ではなくて一応普通に使えます、ただし様々なところで不具合が出るようになりました。
上記はエラー画面です。
起動後、画面に何にもでなくなった状態。。
windowsキーだけは効きました。
確かにOSの更新で不具合が起きる可能性があることは知られていることです。
iOSなんかも新しいバージョンが出たときにすぐに更新しないほうが良い旨言われていますね。一定数の人が更新して不具合なしの口コミが上がれば、それからアップデートするほうがそれは安全です。
今回僕のPCはwindowsのただの定期アップデートでおかしくなりました(メジャーアップデートではない)
定例のアップデートを警戒なんかはしていないので今回は本当にやられました。。笑
その症状と行った対策を共有しておこうと思います。
windows update 不具合の原因は?
まず原因を確認
以下はwindows updateの履歴です。
僕のPCは上2つの更新プログラム、これでおかしくなりました。
・更新日2/12 更新プログラム(KB4601050)
・更新日2/12 セキュリティの更新プログラム(KB4601319)
日付で見ているだけでこのどちらが原因かはわかりません。
そして特に誰にでも起こるものでもないようです。
調べてみても僕と同じ不具合が今回のwindows updateで起こったという情報を見つけられませんでした。
では次にどういう不具合が起こっているか共有しておきます。
今回のwindows updateによる不具合の内容
①PCの起動が非常に遅くなった
本来このPCが起動するのに要する時間は10秒ぐらいです。
これは特にずば抜けて速いことはなく、例えば記憶装置がSSDであることを始め一定のスペックを備えていれば今のPCはこんなものです。
よくスマホのみの利用者の方で、なぜPCを使わないのかの質問をしたところ「起動が遅いから」という回答をよく聞いた気がします(自身の周りの人に聞いた結果でサンプル数は数名です笑)
その方たちは例に漏れず古いwindowsPCを所持していました。社会人になってある程度経っていますが大学入学時に購入したものであったり。
現代のwindowsPCは全然違うのに過去のそれの評価で今時点も語られるのは悲しいですね~。
この10秒程度で起動するPCが急に8分~10分ぐらい起動に時間がかかるようになりました。
これつらいですよね。そんな時間は想定していないし、明らかにおかしい。。
一番最初これになったときは「あ、終わった。。」と思いました。起動しなくなったと勘違いしたので。
状況をよく見てみると実際はいつもどおり10秒程度で起動したあと、真っ暗な画面で8~10分ほど何もできない状態になっていることがわかりました。
最初は起動しないと思い込み、10秒経過後ぐらいにもう一度電源を押す、それって電源が切れるわけですね。もちろんその後も真っ暗な画面です。再度電源を押す、というのを結構繰り返していました。
状況に気付けたのはwindowsボタンだけはその間も効いたので押すとスタート画面が出たからです。
「あ、起動はしてるんだ」と思いました。
一番上であげた画像はその状態の画面です。
ちなみにスタート画面内に表示されている各ソフトのアイコンをクリックしても何も開いてきません。
②「設定」画面が開けなくなった
設定画面というのは以下画面です。
上の画像のスタートボタンを押したときに表示されるのですが、左端にあるネジマークを押すと開きます。
僕はダークモードにしているので真っ黒ですが通常だと白の画面です。
これは各種設定画面へ進んでいくためのトップページです。開けくなると困りますよね。設定ができません。
と言っても今この画面のキャプチャができているわけですが、一応この画面は開くは開くのです。
ただし4秒経つと強制的に閉じられます。。
何回測ってもきっちり4秒です。
どんな不具合だよと、、勝手にウィンドウが閉じられるって何か怖いんですよね。誰かが画面を見てて操作されているみたい笑
あといきなり出現したアバター未設定時のこの白いヒト型、これは前はなかったんです。これも変ににじんでて不気味。
これはMicorsoftアカウントが表示されるようになったみたいで、不気味なこれは一応マイクロソフト公式です。こわっ笑
前はこんなの表示されていなかったのに。
そういうことでいろいろな項目の設定画面へ入れなくなりました。
それは方法を変えてもです。例えばディスプレイ設定という項目はデスクトップの何もないところで右クリックして同名称の項目を押すと通常は進めます。
しかしそれをするとウィンドウは開いて設定画面が開きそうになりますがやはりすぐ消えてしまいます。
一応従来からの設定画面である「コントロールパネル」は開くので、こちらから行ける設定は触れます。
しかしそれは全設定をまかなえるわけではないのでやっぱり困ります。
③全体として様々な箇所で都度待ち時間が発生するようになった
これが一番つらいです。
ちなみに最初に述べた2つについてはそこまで困らされるものでもないです。
起動時不具合・・・PCは一定期間起動しっぱなしにしているので毎日切って起動するわけではない(かと言って月に全ての日起動しっぱなしというわけではないのでやはり困らないわけではない)
設定画面が開けない点・・・そもそも同画面を開く頻度は少ない
しかし③つ目の問題「都度待ち時間が発生するようになった」はいろいろなシーンで起こるんです。
PC上でいろんなソフトを使っているわけですが僕の感覚では「計算がされるシーン」で非常に遅くなったように思います。
前はボタンを押せばすぐに次の画面が描画されていたところが、砂時計になって微妙に時間がかかる。
これは分とかかかるものではなく数秒ではあるのですが、もともと0だったところにこの待ち時間が生まれるのは非常にストレスです。
さて今回こういった3つのトラブルが起こりました。
多分システムファイルが何かしら壊れたのかもしれませんね。「動作不安定」と診断されるところだと思います。
運が悪かった。。
PCは無理もさせず大事に使ってきたのですが、こんな形で壊されるって辛いですよね。
自分起因じゃなくマイクロソフトに壊されました笑
ま、それはさておき僕が行った改善対策を共有しておきます。
windows updateで起こった不具合の対処方法
①windowsの改善パッチ
色々調べてみました。
まず最初に行き着いたのはマイクロソフトのコミュニティのようなところです。他の方のブログでも載っていました。
設定画面が勝手に閉じる件について質問があがっており、それに対する改善パッチが提供されていました。
ページはこちら(英語ページ)
しかしこのページの日付は2015年7月です。。
ちょっとこのパッチを当てるのはやめておこうと思いました。そもそもそんなに昔の改善パッチであればすでに今のwindowsに何かしらの方法/タイミングで組み込まれていると思います。
そしてそんな昔から同じ症状があったのに今も条件によってはそれが再現されるというのが、ちょっと困ったことだなと思いました。
もっと新しい日付で同じ内容についてのコミュニティ内やりとりもありました。
マイクロソフトコミュニティ~Windows 10 の「設定」が、開いてもすぐ閉じてしまい使用できない~
質問者は解決したようですがこれは僕のケースには当てはまらず、僕は解決に至らない状態でした。
現状は本現象に対して個別でパッチが配布されているということはないと思われます。
②レジストリをさわる
これも調べていたときにあるブログ上で情報を見つけました。
しかし、ブログ執筆時の今と時差があるのですが現在そのブログを再度見つけることができませんでした。。
一応結果としてその設定を行ったのちも改善はないです。
内容は難しいものではなかったです。流れのとおりにレジストリ上で4~5個ぐらいのパラメータをポチポチ変えていきました。
その後再起動するも改善なしです。
③システムの復元を使う
不具合が起こることを予防する策はないと思われます。
ただし不具合が起こったときに昔の状態へ戻すことはできます。
windowsの修復ツール「システムの復元」を使います。
windowsの重要なファイルについて予め設定された復元ポイントの時点の状態に戻すものです。
システム不安定が解消される可能性があります。
しかし、ここで僕はやっちゃっていました。。
「システムの復元」機能を無効にしちゃってました。つまり戻すことが可能な過去のポイントが存在しないんです。
これはなぜOFFにしていたか覚えています。
復元ポイントという余計なデータをバックアップしておきたくないやと思っていました。
過去の「windowsを大きな問題無く使ってこれた経験」から、この機能を使うことはないなと思っていました。それであれば余計なデータ(復元ポイント)は保持しておきたくないというミニマリズムが出たのでしょうね。
よって僕はこの策を実施できていません。
人によってはこれで改善するかもしれません。
僕からwindowsユーザーの皆さんへのアドバイスとしては「システムの復元は有効にしておきましょう」ということです。
※設定項目は[システムのプロパティ]→[システムの保護]→[構成]→”システムの保護を有効にする”です
反面教師すぎますね笑
④最終手段リカバリを行う
はい、全部まっさらになるリカバリです。最終手段ですね。
今はCDではなくて「回復ドライブ」を格納したUSBで行うことが多いのではないでしょうか。
僕はそのUSBを持っているのでリカバリ(初期化)が可能です。
ではリカバリを行ったかと言われると、、
行いませんでした。
理由は⑤番目の対策と言ってよいと思います。新しいものを購入しようと思ったからです。
それとリカバリ後に今の状態を復元するのが手間だと思ってしまいました。
例えばこのデスクトップは富士通製なのですが、最初にたっぷり消したプリインストールのソフトが山ほど復活します。。
地獄ですよね笑
その辺りをまたキレイにする操作はしたくないなと思いました。
⑤新品を購入する
僕はこの方法を選択します。
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購入は2016年4月なので来月2021年4月で丸5年が経過することになります。
致命的な問題がない限りまだまだ使って行こうとは思っていましたが、今回キリもいいことと、ちょうど次に欲しいPCが出てきたので買い替えに踏み切りました。
2016年だと最新だったCore i7-6700TというCPUも今では型落ちも型落ちです。
CPUスコアを今の最新のインテル商品ラインナップと比べると、いわゆる下位グレードのCore i3-10300にも負けてしまいます(一応僅差負けではありますが)
ここでPC購入予定者の方へ助言です。
それでも僕が今使っているCore i7-6700Tは日常使用をする上で全く問題ないです。それはweb閲覧やyoutubeで4K画質で視聴をするなど、もちろんエクセル使用も全く問題ないです。
つまり普通の使用用途に対してCPU性能ってかなりインフレしてきています。今から購入する人で普通使用、そしてリーズナブルに押さえたいという場合は安価なCore i3で全く問題ないと思います。
ただしゲームをする方は全然違った選択になってくると思います。
PCスペックを久しぶりに時代の最先端にアップしたいなと思ったのもあります。
毎回PCを購入するときはそのときの一番いいやつを買って、快適を長く享受したいという考えがあります。
まとめ
そういうことですでに新しいPCをポチっています。
あとは到着待ちという状態です。
もしスマホが壊れて使えなくなってもダメージがほぼ無いので焦らないですが、PCが壊れるのは非常に困ります。
そういう価値観もあってかなりスムーズに立ち回りました。すぐ注文しました笑
今回のPCもやはり小さいやつです。
本当は性能を追求するとPCは大きくなっていきます。
今ではグラボがそもそも大きいことと、CPUも良いものになればなるほど熱を持つのでそれを冷やすクーラーが巨大化します。ゲーミングPCの筐体(ケース)って大きいですからね。
ゲームをしないならそちらの道に足を突っ込む必要はありません。僕はコンパクトさが第一の価値というところですね。その上で一番いい性能であってほしいです。
また届けばレビューしたいと思います。
楽しみです。
他にも様々な記事を書いています。気になるものがあればチェックしてみてください。
無駄のないサイズの「コンパクトなモノ」についてもたくさん記事を書いています。小さくて質の良いものって所有欲をそそられます。是非チェックしてみてください。