こんにちは! 今回はミニマリストについてお話したいと思います。
概念自体は10年以上前から日本でもありました。それが最近になってまたミニマリストというキーワードをよく耳にする気がします。
ミニマリストの定義
さて 例えば僕の居室なのですが ※部屋が暗いのでノイズ多めで申し訳ないです笑
見えていないところにベッドとPC、机&イスがありますがわりと何も無いですよね。一定の広さはあるけども何も置いていません。 これもミニマリスト的思考からです。
僕が考えるミニマリストとは
ポイント
人生において①不要なものを②できるだけ所持しない主義
(の人)をさしています。
そんな難しい概念ではないです。不要なものを排除していくことによって逆に豊かに良い感じに生きられると考えています。
狭義のミニマリストは「何にも持たない主義」だと思います。 ネット上でミニマリストと名乗る方はたくさんいらっしゃって、中には驚くほど持ち物の少ない、ガラガラのお部屋を紹介している方もいます。
しかしモノを所持することによって便利に快適に生きられるのに、わざわざ不便になってまでモノを排除していくのは僕は違うと思っています。
なので現代においては上記究極系の”何も持たない状態”を目指す必要はないと思っています。不便でしかないですもんね。
では下で①不要なもの、②できるだけ所持しないの点についてもうちょっと解説をしていきます。
不要なものって何?
人生において排除していくべき不要なものとは大きく二つに分かれます。 ①有形なものと②無形のものです。
①有形なもの
物体ですね。わかりやすいです。個人的に不要だと思う物の例をいくつかあげておきます。以前、人の家を訪れたときに置いてあった物で僕は不要だなと思った物たちです。
・装飾品全般(飾り棚、小物、観葉植物、壁掛けの絵etc..) ・本 ・食器 とりあえずパッと思いついたものたちです。他にもたくさんあると思います。
【自動車】
存在感の強いものなので一カテゴリとして説明です。
僕は所有はしていませんがカーシェアのほうで結構利用しています。無いと不便ですからね。
昔はクルマを所有していたのですがシェアリングを使ってみてからはこちら一択になりました。理由はリーズナブルさとクルマの新しさからです。 ちなみにシェアリングにしてからクルマの利用頻度は落ちていないのですが、同じ”クルマのある生活”を送ることのトータルコストは所持するのに比べて何分の一にも落ちます。
そしてクルマが新しく気持ちがいいです。選べる車種もとても多いです
所持することをやめて身軽にもお得にもなっているわけです。
クルマについての余談
自動車は4年に一度モデルチェンジがなされます(今はサイクルがもっと長くなっていますが) 気に入っていたクルマの新型が発表されたとき、最初はその新型のデザインが変な感じだなカッコ悪いなと思ったりするのですが、だんだんそれに見慣れてくるとなんと今まで気に入っていた旧型のクルマのほうがとても古くさく見えてきてしまいます。新しいほうに変えたいなと思ってしまうわけです。
旧のクルマ自体は上等に乗れる質のものですが、人々の感覚上では片っ端からさびれていくのです。これは新しいものを買ってもらうためにメーカー側も当然意図していることだと思われます。そんな機会が4年に1回あるのであればますます”所有”からは離れていきますよね。
これら有形なものをできるだけ所持しないことが前提なのですが、どうしても所持が必要なものもあります。
そういったモノを購入する際も「せめてコンパクトでスリムなものがよい」というモットーがあります。
前に記事であげているスマホやサイフは人生で一番携帯するものと言っても過言ではないはずで、肌身離さず持つモノだからこそこだわりも強いです。 それら二つはとてもスリムなものを所持しています。外出時にはバッグも持ちたくないと思っているので、ポケットにスッポリ入るそれらだけ持って出かけられることはとっても快適だと思っています。
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②無形のもの
それは何か契約ごとであったり、頭の中に存在する観念等がそれにあたります。
【契約】
例としてたとえば銀行口座をあげます。銀行と契約をして口座を持っているわけですが、ちゃんと使っている銀行のもの以外に惰性で所持している銀行口座もありませんか。やはりこれも不要であれば解約をしておくほうがよいと思います。
他にもジムの会員契約などもそうです。もし利用しなくなっているのであれば解約すべきです。
そして無料のポイントカード会員についても同じです。これも規約が存在しそれに同意し会員となっています。トラブルがあれば規約を基準に解決されますがそういった点で契約と同じ側面があります。
”あるお店に行く際はポイントを貯めるために①カードを持参して、②そしてカードを提示して数円分のポイントをつけてもらう”この行動が個人的にはまるごと不要なものです。その数円のために仕事をおこなっているのと同じなので。これは下で説明する”観念”カテゴリにもあてはまります。
そして上で説明した有形なものの観点からも、物として色んなお店のポイントカードを所持することは個人的には不要だと思っています。
【観念】
観念はちょっと難しいですね。無限にあると思うので。 例えば”ブランド信仰”という観念です。
これはこの観念を捨てるというか、脱却できたら身軽になるよということですね。 何か服飾品等(服、バッグ、財布)を購入する際にいわゆるハイブランドをデザイン等関係無く選択してしまうことと定義しましょうか。多くの場合は単にブランドのロゴの有無やブランドの柄で選択がなされます。 個人的にブランド信仰をやめてよかったなと思うことを述べます。 特に「やめよう!」と思ってやめたタイミングがあるわけではなく自然とそうなってきました。 まず具体的にブラ ... 続きを見る
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ブランド信仰をやめてよかった2つのこと
ただし、デザインで真に格好良いと感じてハイブランド品を購入するのはありです。それは問題ないと思います。
しかしブランドロゴ全開な点に格好良いと脳が感じてそれらを所持するのは少々危険です。理由は”本当に格好良いものを選ぶのにブランドロゴやブランドアイデンティティの柄などは必要じゃないから”です。
結果それらが無いとモノを選べなくなります。どれが格好良いのか判断できない状態になります。
よくテレビや雑誌で有名人のファッションスナップ評価の企画があります。昔そういう番組でモデルの人が「服は全部ユニクロとか無名のリーズナブルなものです」と発言したことがありました。みんなの評価として「オシャレ!」「センスがいい!」という声が相次ぎました。
この例でもわかりますがやはり格好良いのポイントはそれがハイブランドであるかどうかではありません。それは関係無いということが言えます。
”できるだけ”所持しない
やっとこの点の説明まで辿り着きました。このできるだけというのがとても重要です。
この部分がミソです。これによって僕はミニマリスト究極系の「完全に何も持たない状態」を目指してはいないことを明示しています。
僕はミニマリストを自称していますがTVを持っています。自転車も持っています。服も一定量持っています。その他生活に必要な小物類もたくさん持っています。多分、本当にミニマリストと言われている方からすると全然できてないじゃんって言われると思います。
人によってはミニマリストと言えないんじゃないのと指摘されそうですが、僕が目指しているのは「ちょうどいいミニマリスト」です。 検討した上で所持するのが適当と思ったものは所持します。ただしそれのサイズや重量、外観など明らかに人とは違った観点の基準があってそれでもって選択をしています。その考えの原点にあるのはミニマリスト的思考です。 多分(笑)
なので僕について言えば、単に①モノ(概念など無形のものも)を持つときに判断をシビアにして、そして持つと決めた場合についても②そのモノのサイズや内容についてはシビアに審査している人っていうだけですね。
なぜミニマリストをやるのか
最後にこのあたりの説明です。 僕の場合理由は単純で ”身軽なことが気持ちいいから”です。 わりと気楽に人生を歩いていけてる気はします笑
僕も普段考えないですし「ミニマリスト」などという定義については全然気にしなくてよいと思います。しかし、色んなシーンにおいて”不要なもの(各人が思う)”を排除していくという考えさえ持っていれば、そのあとには大なり小なり”身軽”という快適さがついてくるよと思っています。
共感された方はどんどん捨てていきましょう(笑)
こういう軽い捉え方でOKです。
他にも”経済的な無駄を省く”、”効率化”といったような考え方で記事をたくさん書いています。気になるものがあればチェックしてみてください。