新iPhoneSEが発表されました。
僕がAndroidユーザーなのでiPhoneは今まで取り上げてきませんでしたがSEについては触れたいです。
みなさんご存じiPhoneSEはiPhoneシリーズの中で唯一の小さい端末です。小さい端末好きとしてSEだけは押さえています。
iPhoneユーザー、Androidユーザーはしばしば対立したりもしますが、メーカーやOSの垣根を取り払ってみると「小さい端末に価値を感じる」という全く同じ考えを持っている層がいると思います。
まさに旧iPhoneSEを使い続けているユーザーさんがそれにあたりますよね。Android側は僕らみたいな層です。
何かとつながる点があるので今回は新iPhoneSEについて考察の記事です。
旧iPhone SEについて
ちょっと昔話ですが旧iPhoneSEが発表された当時はiPhoneユーザーがうらやましかったです。
それは旧iPhoneSEが理想のコンパクトサイズに最新の装備を詰め込んできたからです。小さい端末好きが望んでいる進化はまさにそれです。サイズを肥大化するという改変は望んでいないです。
当時僕はSonyのXperiaSXという端末を使っていました。
下の表の通りこれもとてもコンパクトなのですが、旧SEが登場した頃にはもう4年も周回遅れになっていてスペックの低さが自分の中で気になっていました。
名称 |
寸法mm(縦×横×厚さ) | 重量 | 液晶サイズ | 発売時期 |
Xperia SX | 115 ×54 × 9.4 | 95g | 3.7インチ | 2012年8月 |
iPhone SE | 123.8 × 58.6 × 7.6 | 113g | 4.0インチ | 2016年3月 |
AQUOS sense3 | 147 × 70 × 8.9 | 167g | 5.5インチ | 2019年11月 |
※一般的な端末の例として今売れているスマホAQUOS sense3に登場してもらっています
なぜ周回遅れになったかというと、XperiaSXを最後にその後発表になるXperiaコンパクトシリーズはすべて縦横が約1cm肥大しているものばかりでした。
メーカーはこれが「これからのコンパクトシリーズだよ」と主張してくる訳ですがユーザーとしては到底承服できません。
そうして苦痛を伴って待っているときに、理想のサイズやスペックでIPhoneSEは登場したので本当に羨望の眼差しで見ていました。
今回新iPhone SEについて
さて話を戻して今回発表された新iPhoneSEについてです。サイズは以下の通りです。
名称 |
寸法mm(縦×横×厚さ) | 重量 | 液晶サイズ | 発売時期 |
新iPhoneSE | 138.4 ×67.3 × 7.3 | 148g | 4.7インチ | 2020年4月 |
旧iPhoneSEに比べてとても大きくなっています。SEという名称についても特にコンパクトシリーズを意味するものではないという解釈を多数目にしました。そうだったんですね。。
旧SE利用者の中のサイズで選んでいた層は乗り換えないと思います。心境は容易に察することができます。今回の商品発表は「非常に残念」だと感じていることと思います。
ずっと噂だけはあったので期待して待っていたと思うのですが、いつからか出回り始めた「iPhone8のガワを使って中身がブラッシュアップされる」という悪い噂が現実となってしまいましたね。
余談 ~iPhoneユーザーの中でのSEの立ち位置~
これまでSEのリーク記事がニュースサイトに出るたび、いつもコメント欄が荒れていました。冒頭でも触れた通り僕はSEについてはずっと横目で見てきました。
iPhoneユーザーの中でもいわゆるメジャーなサイズを利用している層はSEを理解できないようで「SE2が出る!」「SE2に期待!」「待ってました!」のような記事がでると以下のような反応がコメントにあがってきます。
「どんだけ手が小さいんだよ」
「そんなに廉価版が欲しいのか。お金がないのかよ」
「人気がないからでないよ」
「なんで小さいのがいいか理解ができない」
これは実際見てきたコメントです。
否定派は想像が追いついていないと思います。
「手が小さいから小さいスマホを求めている」
→そんな層はまずいないです。むしろSE人気が高いのは男性層です。手大きいですね。女性ユーザーの方が大きなiPhoneを好む傾向があると思います。スマホを選ぶとき自身の手のサイズなんてみんな気にしていないです。
「安いiPhoneがほしい」
→確かに一定層いると思いますが、その層は大きい画面が欲しそうなイメージです。SEのサイズに価値を感じている人はもし旧SEのサイズに最新機能を詰め込んで、画面も狭ベゼル化により可能な限り拡張してきたら、高くても買うと思います。その仕様は間違いなく価値があります。
「なんで小さいのがいいか理解ができない」
→この対立はもはや宗教戦争レベルです笑 わかり合えないと思います。お互いの端末のメリットを説明しあっても各々それに対する返答は「そんな点はどうでもいい。そんなことよりこっちの端末は○○、○○が魅力で~」→それへの返答「そんな点はどうでもいい。そんなことより~以下略」 これの繰り返しでしょうね。価値観が違う。
旧SEユーザーは今後の利用端末をどうするか
みなさん非常に悩んでいるところだと思います。これで当分旧SEサイズはリリースされないと読むのがやはり一般的でしょう。
それであれば選択肢は3つです。
①新SEに乗り換える
②旧SEを継続する
③第三の端末に乗り換える
ここで僕の体験談も載せておきます。過去、SONYのXperiaシリーズにて同一の環境だった僕は②の選択肢「旧端末を継続する」を選びました。過去僕がそうした理由はこうです。
<理由>
①新端末に乗り換えなかったわけ
→ 「肥大してしまった端末を使う」どうしてもそれを許容できなかったです。旧SEユーザーさんもApple Storeに行って実端末を持ってみてください。とても大きいと感じると思います。僕の場合だと縦横が1cmずつの肥大化だったのでまだマシかもしれませんが、今回の旧SE→新SEの肥大化はもっと差があります。縦は1.5cm拡大です。
僕は去年、端末が壊れて泣く泣く肥大化した端末を使っている時期があったのですが、そのときの心境を情報共有です。その端末に愛着が湧かなかったです。
どっかで「本心で買ったものでない」というのがあるのと、「本当に欲しい端末が出るまでのつなぎ」という感覚があります。持ち物、しかも重要なモノであるスマホに愛がないという変な心境の時期でした。落としてヒビも入りましたが何にも思いませんでした。
②所持端末をそのまま継続する
→僕はこれを選択しました。しかし心境としてはずっと不安定でした。乗り換え先のないいわゆる難民状態ですものね。
そしてスペックが周回遅れになりますし、やはり処理速度の遅さなどが目立ってきます。何度も最新の端末に乗り換えようと思ったものです(でもそれは実端末を手に持ってみればデカすぎるので踏みとどまれます。)
そして乗り換え先が無い状況になって始めて気づくことができる真理があります。それは「毎年端末を買い換える必要はない」ということです。
ナチュラルには「1年2年で買い換えるのが普通」っていう認識を持ってますよね。なぜかそう思っていました。商業ってほんと怖いです。現代のプロモーションの巧妙なことですよ。
無駄のない購買サイクルがあるとすれば「本当に欲しい端末が出たら買う」これだと思います。
後から振り返ってみると結局その一つの端末を使い続けたのは実に8年にも及びました。そういうわけで旧SEユーザーの方も次のSEを待つ場合は、あと4年ぐらい待つ未来も僕はありえると思います。それで初代から数えて8年間になります。長期戦になる可能性があると思いますね。
そして僕からの一つの提案です。
③第三の端末に乗り換える
身動きが取れない状態なのであればいっそ旧SEでもなく新SEでもない第三の端末を手にとってみるのはどうでしょうか。 小さいスマホRakuten Miniを手に入れました。 当ブログでは何度も記事で登場していますが、現状4インチ以下の小さいスマホの中ではスペック的にも一番優れていると思います。 色 ... 続きを見る
ズバリおすすめは僕も使っているRakuten miniです。
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サイズ感はこんな感じです。比率を正しくしてあります。
スペックもイケてるコンパクト端末です。僕はこれで旧端末から乗換えが完了し、長いジャーニーから抜け出せることができました。精神衛生上とても良いです。
Android→Androidだったので何の問題もなくスムーズにいけたのですが、iPhonSEからの方には当然障壁があることだと思います。それは物理的な操作面のことと、あとはiPhoneじゃないものを使うという精神的なハードル、拒否感が。
もし前者の物理面のことであればご安心ください。
・今のAndroidについては操作性の問題は全く無いです
Androidが出始めた頃はiPhoneとの差がかなりあったようで、どうもその頃の印象だけがずっと一人歩きしているみたいです。
そして個人的にはこれらメリットを推すのですが
①ホーム画面をキレイに掃除できます
iPhoneはインストールアプリが勝手に並んでいってそれをどうすることもできないんですよね。Androidはキレイにカスタムできます。旧SEを選ぶ方にはこの機能が響きませんか?中身もスリムにスマートにカスタムできます。
②ナビゲーションメニューが便利
Androidは画面下にいつでもナビゲーションメニューがあります。[一つ戻る] [ホーム] [履歴(タスク)] ですね。
特にこの[一つ戻る]ボタンが左下に常にあるというのが便利じゃないですか?iPhoneは無かったですよね。
※近年のiPhoneでは機能面のことがどうなっているかちょっと調べられていません。①②がとっくにできるようになってたらごめんなさい!
そして見た目と操作性をiosに近づけたい場合は各種ホームアプリなどを入れればそれが実現できます。
例)ランチャーiOS 13、コントロールセンターiOS 13、画面のロックと通知iOS 13、アシスタントタッチ等
こちらのデベロッパーがこういったiosライクに変えるアプリを開発しています。
LuuTinh Developer
そして精神的な面についても、例えばRakuten miniがもし無料で手に入るなら、ハードルは下がりませんか?もし損がないのであれば話が変わってくると思うのです。
ただし正直そう問いかけをしてはいますが端末台は0円にはなりません。一応キャンペーン込みで11,819円でRakuten miniは購入が可能です。なので割安だとは思います。
※キャンペーン実施中の4月内であれば
(合計8,000ポイントの付与(5,000、3,000)、各種契約事務手数料がポイント相殺で実質無料)
※追記※現在Rakuten Miniは正規値段です。「月額費用1年間月額無料」キャンペーンは継続中
そしてRakuten miniを扱っているのは第4のキャリア楽天モバイル なのですが、さらにさらに別でメインの太っ腹キャンペーンがあります。
月額費用がなんと1年間無料です。そして月額プランのデータ通信の容量なのですが、なんと「使い放題」です。
あと補足として、どのみち楽天モバイルは通信設備の整備がまだまだの状態なので、本回線はiPhoneの方で残しておくことをオススメします。
平行して楽天モバイル回線を持って、データ通信は無制限の楽天で行うようにして本回線側のデータ通信プランは最安のものに変更しておきます。たっぷり容量を使う人ほど毎月差額が出てお得を享受できると思います。
こうして1年間お得になる分も考慮すると、Rakutnen miniを実質無料に近いぐらい(無料以上かな?)で手に入れられるイメージになると思います。
タイミング的に良い状態が重なっているので是非この機会にほぼ負担0で初のAndroid端末を手に入れてみてはどうでしょうか。旧SEユーザーであればRakutnen miniのコンパクトさはしっくりくると思います。
僕の会社でもRakutnen miniの実機を人に披露したとき、一番興味を示しているのは旧SEユーザーでした。
是非上の端末紹介記事も見てみて下さい。
楽天ミニが購入できるのは公式のサイトのみです。
楽天モバイル公式サイト
※追記※ iPhone12miniが発表されました。 先日iPhoneSE2が発売され、小さいiPhoneの最新はこれだという空気がありました。 しかし今回それよりも小さいiPhoneが出て ... 続きを見る
【iPhone12mini】SE2より小さい端末が発表されました。
【iPhone12mini】サイズについてまとめ(初代SE、新SEとの比較画像あり)
僕のブログではその他小さなスマホをはじめ、小さくて良いモノ全般についても紹介しています。気になる記事があれば是非チェックしてみてください。
他にも”コンパクトなモノが好き”という思考の根っこではありますが、”無駄を省く”とか”お得(経済的無駄を省く)”といった観点でも記事を書いてあります。数分で読める記事なので是非チェックしてみてください。