久しぶりに小さい中華スマホの紹介です。
このブログでも過去に紹介してきた「K-TOUCH」シリーズの最新作が登場していました。
その名も「K-TOUCH X11S」です。
K-TOUCH X11Sについて
K-TOUCH X11Sの仕様、サイズ感
K-TOUCH X11Sの仕様はこちらです。
K-TOUCH X11Sのスペック
寸法: 高さ128mm×幅56mm×奥行9.5mm
ディスプレイ:4.6インチ、1120×480ピクセル
バッテリー:2200mAh
OS: Android 9.0
CPU: MT6763 オクタ · コア
端子: USB Type-C
カメラ:前面200万画素、背面1600万画素(ポップアップ式)
メモリ:4GB/6GB
内蔵ストレージ:64GB/128GB
外部ストレージ: 不明
ネットワーク:4G/3G/2G、無線LAN( Wi-Fi )
対応バンド:4G FDD-LTE(Unicom)
4G TD-LTE(モバイル)
4G FDD-LTE(Unicom、China Telecom)
3G TD-SCDMA(モバイル)
3G WCDMA(ユニコム)
3G CDMA2000(テレコム)
2G GSM(モバイル/ユニコム)
2G CDMA(テレコム)
SIM:nanoSIMカード、デュアルスタンバイ
機能 :指紋認証、3.5mmヘッドフォンジャック、bluetooth
対応言語:英語、中国語
Googleプレイストア:対応
まず重要なサイズの点について、中国の色々なサイトを調べてみましたが情報がわりとバラついていました。数字がサイトによって違う違う。まずサイズが載っていないというのも非常に多かったです。どうなってるんですかね笑
重量については情報を見つけられないです。
200gといったような表記も見かけましたがこのサイズでそんなにあるわけはないと思われます。
中国のyoutuberで端末を紹介している方がいました。
動画ではSONY Xperia1 Ⅱと重ねて比較しているパートがあります。
※そのXperiaのところからスタートするようにしています
SONY Xperia1 Ⅱのサイズは[約72mm×約166mm×約7.9mm]です。重なっているところをスクショして、そして比を使ってサイズを計算してみました。
結果として以下画像で表記されているサイズが正なのかなというところです。
高さ128mm×幅56mm×奥行9.5mm
寸法情報をこれで確定した上で感想を言うと、
サイズ感良いですよね。
まさに小さいスマホ好きが求めている
①ガワは小さいままで
②最新技術(挟ベゼル等)を使って画面を最大化する
を体現できています。
液晶画面も4.6インチといい感じです。
(個人的には縦長フォルムは普通の比率にしてほしいところです)
現在小さいスマホでエースの位置にいるのはサイズ/中身的にもRakuten miniだと思います。信頼ある国産でってなると、本当に小さいスマホってこれしかないという事情もあります。
ただしRakuten miniの3.6インチという液晶サイズについてはできたら4インチ台ぐらいは欲しいというのが本音です。
中華スマホの商品画像について
ちなみに中国製品の商品画像は基本的に画像修正がされています。本当は液晶が小さいところ画面一杯に広げていたり、本当は厚みが結構あるものをすごくスリムにしていたり。
この写真↓の厚みについてはこれは嘘といえます。こんなにかっこいい薄さではない。
このあたりがまだまだ取引というものについて認識レベルが低いですよね。「良いように見せて、売れればそれでいい」と考えていると思われます。
つまり基本的に紹介画像を信じてはいけません。話半分どころか1/3ぐらいで見ておかなければいけません。
今回のスマホは上で動画のレビューがあるのでリアルの状態を見て確認とれます。しっかりとチェックが必要ですね。
動画を見てみたところ、厚みのこと以外は写真の通りといった感じです。
その他仕様について
カメラがポップアップ式であるのがおもしろいですね。電池は2200mAhありOKだと思います。
CPUがMediaTekのMT6763(オクタコア)でこれはエントリー向けと言えると思います。多分ゲームなんかをやるには全然快適じゃないと思われます。
そして対応バンドについては詳細な「バンド○に対応」といった情報を得られなかったです。あくまで中国の通信会社のUnicom、China Telecomの4G FDD-LTEに対応、といった情報のみです。
あとGoogle playに対応と紹介されているので普通に色々なアプリを入れて使えると思われます。
K-TOUCH X11Sを作った会社はどこ?
K-TOUCHシリーズはポッと出のものではなく、以前から継続して小さい端末が発表されてきています。前は「K-TOUCH i9」「K-TOUCH i10」が最新でした。
今回のK-TOUCH X11Sを作った会社はどこかというと
Beijing Tianyu Langtong Communication Equipment Co., Ltd.
2002年4月に設立された北京の通信機器会社のようです。
一応会社サイトもあるのですがハリボテです。押しても飛ばないリンクが多数あります。そしてK-TOUCH X11Sの情報はないです。。笑
会社HP
小さい端末以外にも一般的なサイズのものも製作しているようですね。
前までK-TOUCHシリーズは深センのAnicaという会社が作っているものだと思っていましたが、今回は別会社のようでもはや意味がわかりません。追いきれないというか笑
K-TOUCH X11Sの購入方法
yahooショッピング、楽天市場はおろか、グローバルなモールであるAmazonでさえ商品を扱っていません。
購入手段は中国の巨大ショッピングモールAliExpressのみです。
148ドルなので今時点だと15,726円ぐらいですね。
K-TOUCH X11Sまとめ
モノとしては非常に興味深いK-TOUCH X11Sですが、中国製です。
正直、どういうアプリが入っていて裏でどういう動作をしているかわかりません。
あくまで利用はサブでの位置に留めておいたほうがよいと思います。間違っても自身の色々なIDやPWを入力して各種アカウントにログインする行為はしないほうがよいです。
しっかりとリスク管理した上で、例えば音楽専用端末にするとかサブとして考えると、良いサイズ感の端末になりそうです。
ただし現状、総合的に判断するとK-TOUCH X11SよりRakuten miniのほうが優れているといえます。それはCPU性能など中身もコミで。
もしK-TOUCH X11Sを見て小さい端末にはじめて興味を持った方にはRakuten miniもオススメできます。 小さいスマホRakuten Miniを手に入れました。 当ブログでは何度も記事で登場していますが、現状4インチ以下の小さいスマホの中ではスペック的にも一番優れていると思います。 色 ... 続きを見る
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もったいないですよね。
なぜこのサイズ感で本気の端末が日本からでないのか笑
小さい端末で挟ベゼルにより4.6インチなんて多くのコンパクト志向ユーザーに刺さりそうな気がします。
サイズとしては旧iphoneSEユーザーにも響きそうです。
個人的には3インチ台では小さい、5インチ台では大きいと感じます。
でも安心しているのは、2年前のPalmPhoneの登場から着実に小さいスマホの存在感が大きくなってきています。
待っていればスペックの良い端末がポーンと爆誕しそうな気はしますよね。
いい潮流です。
その他小さなスマホをはじめ、小さくて良いモノ全般についても紹介しています。気になる記事があれば是非チェックしてみてください。
他にも”コンパクトなモノが好き”という思考の根っこではありますが、”無駄を省く”とか”お得(経済的無駄を省く)”といった観点でも記事を書いてあります。数分で読める記事なので是非チェックしてみてください。