楽天モバイルが5Gプランについて発表を行いました。
と疑問が尽きないのでわかりやすくまとめてみました。
楽天モバイル 5Gプランについて
楽天モバイル5Gプラン詳細
プラン名:Rakuten UN-LIMIT V(ラクテンアンリミットファイブジー)
開始時期:2020年9月30日
月額料金:2980円(税別)
キャンペーン:1年間は月額料金無料 ※先着300万名対象
月額費用については以前に三木谷社長が「驚きの料金プラン」で登場する旨発言されていました。
まさにその通りになりましたね。
僕の予想としては今のUN-LIMIT2.0の2,980円よりは上で例えば4,000円台ぐらいじゃないかなと思っていたので、とても驚きです。
昨今、携帯料金の値下げが話題になっていますが新参の楽天モバイルが一番飛ばしてきましたね。
3大キャリアはこんな値付けできないのではないでしょうか。
どうしても通信料収入を守りたがるところがあるので、国が値段を下げろと言っても複雑怪奇な料金プランを生み出してかわします。
料金が本当にお得になることなくもう20年ぐらい月日が流れていると思います。
僕はだいぶ前から3大キャリアではないですが、はたから見ている感じでは。
その点楽天の姿勢は好きです。
楽天モバイル単体だと赤字はもちろん、楽天グループとしても直近の四半期決算は赤字になっています。
その要因として楽天モバイル事業での先行投資があるそうです。アンテナ立てなきゃいけませんからね。
コア事業のEC分野(楽天市場など)では非常に好調です。
こういう状況ですが2980円の値付けで攻めてくるのはすごいと思います。
金額面についてはこの調子で業界に風穴を開けてほしいです。
詳細は公式サイトでご確認ください。
楽天モバイル公式サイト
楽天モバイル5Gプラン iPhoneの対応は?
現状は5G対応のiPhoneが登場していないのでなんとも言えませんが、情報によると来月2020年10月にはAppleの発表会があるようですね。
リーク情報によると5G対応の機種が登場すると言われています。
現在、楽天モバイルHPで各iPhoneについて対応/非対応が確認できるページがあります。
5G対応のiPhoneが発表されたあと逐一このページを確認する他なさそうですね。
しかし先日問題視されましたが現行SEがOSアップデートを行うと使えなくなるのでアップデートはしないようにという記載がされていました。
一応もとより楽天製品でないと対応していないと言われていたのでこの点はしょうがないんじゃないかなと個人的には思います。
同じように5G対応のiPhoneが登場しても楽天には対応していない可能性もありますし、そして途中で対応したとしてもアップデート等で同じように非対応になる可能性もあると思います。
楽天モバイル 5Gサービスエリアについて
5Gサービス対応エリア
さて対応エリアについてです。
僕は4月のサービス開始より以前の無料サポーター時代(2020年2月)から利用しています。
当初からガッツリとエリア内の場所に住んでいるのですが、今回の5Gエリアについても多分エリア内なんだろうなと思っていました。
しかし、5G対応エリアページを開いて驚愕しました。
今のところの5G対応エリアは以下の通り〇〇町や、○区○丁目の極一部の住所だけです。。
楽天モバイル5G対応エリア
北海道
札幌市白石区南郷通15丁目南付近
埼玉県
さいたま市大宮区桜木町1丁目付近
さいたま市中央区新都心付近
東京都
世田谷区瀬田1~4丁目付近
世田谷区上野毛1~4丁目付近
世田谷区玉川1、2丁目付近
世田谷区中町1丁目付近
世田谷区野毛2、3丁目付近
板橋区板橋3丁目付近
神奈川県
横浜市西区浅間台付近
大阪府
大阪市北区堂山町付近
大阪市北区曾根崎1丁目付近
兵庫県
神戸市兵庫区御崎町1丁目付近
※2020年9月30日時点
極一部もほんとに極一部ですよね。
いや最初にエリアマップのページを開いたときに、4Gのそれがマップで表示されていて、5Gのそれはわざわざ別リンクになっていたのです。
もったいぶるな~と思いながらそのリンクを開くと以下のような惨状だったのです。。笑
多くのPV数がある4Gエリアマップページと同じところには表示していたくなかったんじゃないかなと推測します。
大きく紹介するにはまだはばかられる感じです。
地図に落とし込むことも無意味なレベルです。
この5G対応エリアを目にすると、今回のサービス開始は完全に時期尚早だと言えます。
日本で数%の人しかそのサービス受けられないですからね。
ちなみに僕も5Gエリア外です。
今後のエリア展開は?
発表会の中で言及されていましたが2020年3月末までには全都道府県で5Gサービスがスタートするとのことです。
といってもこれも各都道府県の県庁所在地あたりの一部からスタートするのでしょうね。
春が始まる頃でもエリアカバー率はまだまだな感じがします。
多くの人が「5Gに対応した!」と思えるのはまだだいぶ先だと予想されます。
楽天モバイル 5G対応製品について
5Gサービスが始まるのであれば当然対応製品が登場するはずです。
先日までは楽天モバイルで取り扱っている5G対応製品は以下のみでした。
AQUOS R5G 仕様抜粋
商品名:AQUOS R5G
端末代金:117,091円
サイズ:約162 x 約75 x 約8.9 (mm)
重量:約189g
ディスプレイ:約6.5インチ / TFT
解像度:QHD+ / 3,168 × 1,440
CPU:Qualcomm® Snapdragon™ 865 5G mobile platform /
オクタコア 2.8GHz + 1.8GHz
OS:Android™ 10
内蔵メモリ(RAM / ROM):12GB (RAM) / 256GB (ROM)
メインカメラ(外側):約1,220万画素 (広角)
+ 約1,220万画素 (望遠)
+ 約4,800万画素 (超広角) + ToF
フロントカメラ(内側):約1,640万画素 (広角)
バッテリー容量:約3,730mAh
今回これに加えて以下端末の発表がありました。
Rakuten BIG 仕様抜粋
商品名:Rakuten BIG
端末代金:63,455円
サイズ:約174 x 約80 x 約9 (mm)
重量:約227g
ディスプレイ:約6.9インチ / 有機EL
解像度:FHD+ / 2,460 × 1,080
CPU:Qualcomm® Snapdragon™ 765G 5G mobile platform /
オクタコア 2.4GHz + 2.2GHz + 1.8GHz
OS:Android™ 10
内蔵メモリ(RAM / ROM):6GB (RAM) / 128GB (ROM)
メインカメラ(外側):約800万画素 (超広角)
+ 約6,400万画素 (広角)
+ 約200万画素 (深度測位)
+ 約200万画素 (マクロ)
フロントカメラ(内側):約3,200万画素
バッテリー容量:約4,000mAh
その名もRakuten BIGということでネーミングにやられましたね。そうきたかと。
ちなみに僕が好んで使っている楽天のスマホがRakuten Miniです。 小さいスマホRakuten Miniを手に入れました。 当ブログでは何度も記事で登場していますが、現状4インチ以下の小さいスマホの中ではスペック的にも一番優れていると思います。 色 ... 続きを見る
※関連記事※
【Rakuten Mini】レビュー & 必見初期設定(電池消耗を抑える)
すごく小さいやつですね。
まさか法則性を持って「Rakuten [サイズ]」の命名ルールでくるとは思いませんでした。
個人的にはRakuten Miniシリーズとして2代目を期待していたので、名称だけ見たときまず「5G版のMiniがきたか!」と思ったのですが、今回のこれはまったく別種類の超大きめサイズの端末です。
世の中を見回すと他にも5G対応端末はSonyのXperiaをはじめたくさん登場していますが、現状で最安の端末はこのRakuten BIGになりますね。
どの5G端末も10万円を超えてくる値段ですがRakuten BIGは63,455円です。
さらに今であれば楽天モバイルお得意のキャンペーン適用があるので6,300円分のポイントがつきます。
実質5万円台の5G対応端末です。
仕様も全く問題ないんじゃないかなと思いましたが、一応Snapdragon™ 765Gである点は例えばAQUOSのSnapdragon™ 865に比べて結構パフォーマンス差がありますね。
ベンチマーク比較サイトで見ると2倍ほど差が開いている項目もあります。
それも考慮した上でリーズナブルな5G端末として選択するのはありだと思います。
Rakuten Bigの詳細は公式サイトでご確認ください。
楽天モバイル公式サイト
既存4Gから5Gへの切り替えは?
現在4Gサービスで利用中の方も多いと思います。
現在利用中の方は自ら申し込みを行ってアンリミット5へグレードアップすることもできるようですが、放置しておいても2020年10月12日より順次自動的にアップグレードされるため、手続不要で利用できるようです。
急いで切り替える必要がある人はかなり限られているのではないでしょうか。
基本は放置しておいての自動アップグレードが楽そうです。
発表会中に新端末「Rakuten Hand」がサラッと登場
発表会中にRakuen BIGとは別でRakuten Handがチョロっと情報公開されていました。
個人的にはこれがすごく気になりました。
色々と情報が公開されていたのでまた別記事であげています。
※関連記事※ 2020年9月30日楽天モバイルは5Gサービスプランについて発表会を行いました。 ※関連記事※ その発表会で見過ごせない情報がありました。 コンパクトっ ... 続きを見る
Rakuten Handはどんな端末?
【楽天モバイル】新端末Rakuten Handを発表(サイズ比較画像あり)
まとめ
5Gプランの金額だけを聞くと非常に期待してしまいますが、対応エリアの点を考慮するとまだまだ誰にとっても遠い未来の話だなと思います。
完全に時期尚早な発表でしたがこれも楽天モバイルのお客様を引き止める戦略だと思われます。
行政指導を受けたりと最近いいところないですからね~。
しかし多くの楽天モバイルユーザーが「無料期間が終わったらどうしよう」と漠然と考えていたと思います。
それに対して一つ答えを出すための材料が示されたといます。
とりあえず僕の場合は5Gエリアの拡張具合を待ってみて考えます。
過去記事でも触れていますが5Gになれば固定回線(光)を置き換えられる可能性があります。
もしそうなれば無線が有線を抜いたという時代の大きな転換点になります。
それは同時に固定回線淘汰の始まりでもあり、固定回線サービスはどんどん解約されていく中で次はどういう手に打ってでるのかとても面白い時代に突入していくことになります。
5G対応エリアになれば率先して建物内5G速度を測定し共有したいと思います。
タイミングが来る前に5G対応品を用意する必要がありますが迷いますね。
多分5G対応ルーターとかも登場しますよね。
そういうのを狙いましょうかね。
楽天モバイル公式サイト
僕のブログではこういったどの通信キャリアがお得かといった話や、他にも”経済的な無駄を省く”といったような考え方で記事をたくさん書いています。気になるものがあればチェックしてみてください。
「コンパクトなモノ」についてもたくさん記事を書いています。物質的にも無駄を省いたスマートなものが好みです。小さくて質の良いものって所有欲をそそられます。是非チェックしてみてください。