iPhoneの取り扱いが決定したり、自社端末Rakuten BIGsが発売されたりととても話題の多い楽天モバイルですが、今回楽天モバイルへMNP転入することを考えている方に注意喚起です。
金額面でも安いと話題の楽天モバイルですが、状況によっては現状のあなたの契約プランより月額が高くなります。
まさに僕がそれにハマってしまいました。。笑
僕は今までのイオンモバイルの月額料金より高くなってしまいます。
普通はわざわざ高くなる通信会社へ引越する人はいませんよね。
皆さんも同じ過ちをおかさないようにそのあたりについて説明しておきます。
※追記※
下に続く本記事は情報が足りない状態でした。具体的には一瞬でも回線がダブっている月は複数回線ホルダーと判定されるが、回線を解約し1回線のみにしておけば翌月からまた1回線ホルダーとして判定されるようです。
0円契約に戻れなくなったと勘違いした男の、絶望感にあふれるエンターテイメント記事としてお楽しみください笑
楽天モバイル + IIJmio の2社契約が最高にリーズナブル
楽天モバイルの料金プラン
以下は楽天モバイルの月額料金表です。
月額料金 | ||
プラン料金 |
0~1GB | 0円 |
1GB~3GB | 980円 | |
3GB~20GB | 1,980円 | |
20GB~無制限 | 2,980円 |
僕が思う最大のメリットは0~1GBの使用であれば0円という部分です。
加えて音声通話が無料という点も外せません(楽天Linkでの通話が必要)
これらお得なプラン設定のおかげで2パターンのお得を享受できるモデルケースが見えてきます。
①毎月のデータ使用量が1GB以内の人がお得
これはタイトルの通りでそのままですね。説明していきます。
一般的な使用をすると多くの方が1GBを超えると思います。
しかし1GBを超えないライトユーザーも多く存在すると思うのでそういった方には恩恵が大きいです。
例えば僕の実家の親は毎月1GBを超えません。今までイオンモバイルで僕が面倒を見ていたのですがこの度楽天モバイルに切り替えました。
想定ではこの先ずっと無料で使っていけることになります(楽天が0円プランを辞めない限りは)
個人的には同じ目的で楽天モバイルを親世代に買い与える人が増えてきそうなイメージです。
親世代はスマホやITにアレルギーがある方も多いと思います。
僕の親も当然ぐらいにガラケーを使い続けていましたし、PCはもちろんカメラなどのデジタル機器にふれることもない感じの気質でした。
でも体験してほしかったんですよね。今のIT技術を。
で結果はビンゴです。
最初にYoutubeの使い方を教えたのですがその後自走するかたちで普通に使っています。誰にとってもNo1の自分たちの青春時代の音楽をすごく聞いてるみたいです。
それは歌謡曲とか80年代ディスコサウンドとか。
カメラもちょこちょこ撮ってるみたいです。
しめしめという感じです笑
クオリティオブライフをちょっと上げれたのではと思います。提供したこちらとしても大満足です。
②使用量が1GB/月を超すユーザーも2社目の通信会社契約をすることでお得に
以前の記事でも触れているのですがMVNOの雄IIJmioの料金プランが非常にリーズナブルです。
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IIJmioが新プラン発表!楽天を抜いてNo1の安さ【特にeSIM端末にはオススメ】
MVNOのIIJmioが新料金プランを発表しました。 今モバイル通信業界では先発の料金プランを捉えてそれよりも安いプランを発表するという後出しジャンケン状態がずっと続いています。 ...
続きを見る
IIJmio 新料金プラン
料金プラン | 2GB | 4GB | 8GB | 15GB | 20GB |
---|---|---|---|---|---|
音声(電話あり) | 780円 | 980円 | 1,380円 | 1,680円 | 1,880円 |
SMS | 750円 | 950円 | 1,350円 | 1,650円 | 1,850円 |
データ通信(物理SIM) | 680円 | 880円 | 1,280円 | 1,580円 | 1,780円 |
eSIMデータ通信 | 400円 | 600円 | 1,000円 | 1,300円 | 1,500円 |
※価格は税抜、データ通信はドコモ網のみ
特に赤字にしたeSIMデータ通信プランに注目です。
物理的なSIMカードが存在しないのがeSIMなのですが、その他物理SIMのプランに比べて安価です。いろんな部分でコストが省かれると思うので当然と言えば当然かも。
そして次にお使いのスマホの仕様に注目ですがデュアルシム対応であれば今回紹介するお得運用が可能です。
言葉の通り二つのシムをスマホに入れられます。
(現在iPhoneをはじめ多くのスマホがこれに対応しています)
お得な運用というのは楽天モバイルとIIJmioのプラン両方を入れてしまうわけですね。
そうすればこういうことが可能になります。
・楽天モバイルで音声通話と1GBまでのデータ通信を無料でカバー
・IIJmioで必要なデータ通信容量だけを追加カバー
例えば僕の場合でいうと毎月必要な通信容量料は4GBです。最適プランを選ぶとこんな月額料金になります。
楽天モバイル・・・Rakuten UN-LIMITⅥ 0円
IIJmio・・・eSIMデータ通信 4GBプラン 660円
合計660円/月
聞いたことがないような格安さです。。笑
楽天モバイルも安いとは言われますが3GB~20GBの料金を一律1,980円でくくったのが弱かったようで、そこをMVNOの各社が突いてきました。
今回の運用がお得になる対象者は毎月のデータ使用量が20GB以内で端末がデュアルシムの方です。
20GBも使わない層は多いと思われるので、対象の方には強くお勧めします。
これからの時代はデュアルシムを使い倒すことが当たり前になってきそうです。
現状はこの楽天モバイル+ IIJmioのデータ通信プランの2社契約が最もお得だと思われます。
デュアルシム端末の注意点
ただし一口にデュアルシムといってもその中で仕様が分かれているのでご自身の端末はどれにあたるのか要チェックです。
例えば物理SIMとeSIMではなく物理SIMを二つ挿せるというタイプもあります。
それだと上で紹介した方法について、IIJのプランはeSIMプランではなく「データ通信(物理SIM)」プランというちょっとだけ高いプランになったりします。
そしてスタンバイの仕様についても確認が必要です。
デュアルSIMのスタンバイ仕様について(DSSS、DSDS)
DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)・・・2つのシムを挿せるがどちらか一方しか有効にできない。有効にしているSIMに紐づく電話番号のみ発着信可能。両者を切り替える場合は手動で行う必要がある。
DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)・・・2つのシムを挿すことができ、同時に両方のシムに紐づく電話番号の発着信が可能。切り替えを行う必要がない。
ご自身の端末がDSSSの場合は頻繁に通信会社を手動で切り替える必要があります。
毎回、設定画面からネットワーク、通信会社の選択画面へ入るのが基本ですが一応通信会社切替アプリがいくらか存在しています。
しかしレビューを見ていくと動作状況があんまりよくないように見受けられます。
理由としてその切替設定の構造(在りか)が端末によって違うというのがあると思われます。OSも違えばそのバージョンもバラバラですからね。
なので切替アプリか、操作を記憶してワンボタンで実行できるマクロアプリも有効だと思われます。
(参考)MacroDroid - デバイス自動化
以上が僕のオススメ格安運用についてです。
では下で今回僕が一番共有しておきたい楽天モバイルへのMNP転入に関する注意喚起の内容です。
楽天モバイルの0円のプランには条件がある
※追記※
ここからが情報に不足がある頁です。正しくはこうです。
・一瞬でも回線がダブっている月は複数回線ホルダーと判定される
・しかし回線を解約し1回線のみにしておけば翌月からまた1回線ホルダーとして判定される
下の記事はあくまで1か月間は2回線ホルダーになってしまうということを伝えています。
契約1回線目のみ1GBまでの利用が0円
楽天モバイルの1GBまで0円の対象は1回線目だけです。
これについては皆さん押さえられてましたか?
こういう方が多いと思います。
僕ももちろん承知してました。
プラン表でも非常にわかりやすくそう記載されています。
ただし今からお話する番号ポータビリティ(MNP)については皆さんはどういう認識だったでしょうか。
少なくとも僕はそうは認識していなかったです。
自身の考えが甘かったというのはありますが。。
MNPで後からメイン番号を楽天へ移行する場合は2回線目にあたる
はい、タイトルの通りです。
こういうことですね。
既に楽天で申込をしている人が、後からメイン番号をMNPで持っていく行為は2回線目の開通に当たる
非常に多くの方が該当するのではないでしょうか。
そもそも楽天は電波状況が良くないと言われていて、自身のメイン番号をMNPで乗り換えていく人は少なかったように思えます。
1年前はよりその意識がみんなの間で強かったように思えます。
申し込みをした人のほとんどがサブの契約として新たに電話番号を発番したのではないでしょうか。
僕なんかはまさにそれに当たります。
そんな状況でサブ契約で予防線を張っていたのですが、今回自身の中で楽天を認められたのでメインの電話番号を楽天にMNPしました。
そうした結果、僕の料金プランについてはこうなりました。
メイン番号の契約は0円対象ではなく基本料金980円が発生する2回線目の契約となる。
非常に残念な結果です。。
深堀りしていきます。
既に契約(サブ)を申込済の方がメイン回線を後からMNPしたその月は2回線判定になる
最初、僕は今楽天で開通している電話番号(サブ)をメインの電話番号番号に上書きできると思っていました。つまり1回線目しか持っていないイメージです。
今思うとこれが勝手な希望的観測でしたね。
僕は自身でMNP転入について楽天HPを確認しましたが、どうしても説明図では載っている「転入する」旨のバナーボタンが見つけられませんでした。
そこで楽天モバイルにチャットで相談し上の通り最初の回線契約にメイン番号が上書きができないか聞いてみました。
何個かの文章でそれを投げて、以下はかえってきた回答です。
案内された内容の通り新規申し込みをしてMNPをしました。
回線の上書きという契約変更は無く、いったん別回線としてメイン番号が契約成立します。
これゆえ最低でも1か月は2回線ホルダーになってしまいまうということですね。
旧番号はこの月のうちに解約しておきましょう。
後でこのブログからの情報提供により翌月1回線契約に戻ることを知りましたが、オペレータさんとチャットをしているこの時は全く知りませんでした。ずっと2回線目契約としていくものだと思っていました。
なのでオペレーターさんには2回線になることはおかしくないか、なんとかすることはできないかの旨を質問していたのですが、それはできない旨の返答が来るのみです。
まったく「来月1回線に戻りますよ」の回答はなかったです。この案内があればすべて解決するスーパー回答なのですが、当時僕はこのままずっと2回線目契約なんだなと失望していました。
正直楽天モバイルのチャットサポートは課題ありだと感じます。事実、案内が足りない部分があると思われます。
まとめ:楽天で格安運用をしようと思っている方へアドバイス
楽天で格安運用を行おうと思っている方は最初の1回線目(1GBまで0円)としてメイン番号を持っていく必要があります。
これから初申込の方は電波エリアなど不安な要素はあるかもしれませんがまず飛び込むほうがスムーズかもしれません。
ちょっと躊躇してサブ回線として初回申し込みをしてしまうといつかメイン回線をMNPで持っていくときに1か月だけ2回線契約としてダブってしまいます。
そしてわりと操作が煩雑だと思います。
僕も無事5月に入ってまた1回線判定に戻りました。下はその証拠です。
4月のうちは「1GBまで0円」表示が無く、「3GBまで980円」という表記でした。
余談
そういうわけで、今回楽天モバイル + IIJmioのプランが最安でお得だよという話でした。
そして今回気づいたのですがRakutenMiniのようなeSIM専用端末を楽天モバイルで使っている人は、音声通話プランについては他社の行き先は無いということです。
今後も楽天で使うほかありませんね。
どうしても楽天を出る必要があるときは物理SIM端末を用意して、そっちにメイン番号をMNPで入れて転出していくしかなさそうです。
どこのキャリアもeSIMの音声通話プランを扱ってほしいものですね。
僕のブログではこういった通信会社はどこがお得であるのかという話や、”様々な無駄を省く方法”などを記事で取り上げています。数分で読める記事なので是非チェックしてみてください。
そしてムダを省いた実用的なサイズ「小さなスマホ」の記事をはじめ、小さくて良いモノ全般についても紹介しています。気になる記事があれば是非チェックしてみてください。