Docomoから新プラン「ahamo」が発表されました。
通信容量20GBで月額2980円(税別)ということで、今までのDocomoのプランからすると非常にリーズナブルな設定になっています。
しかしご存知この新プランについては、色々言われています。
サブブランドじゃ。。。とかね笑
そのあたりのお話とそして現時点で競合他社から発表された対抗プランを紹介しておきます。
連鎖的にお得なプランが発表されエンドユーザー側はお得でしかないです。
ドコモ新料金プラン「ahamo(アハモ)」について
サブブランドとして準備していたのだろう(推測)
これはもういろいろなメディアで言われていますがそのとおりでしょうね。
いくつかのそう思わされる痕跡があります。
例えば現時点でもその情報ページは、ドコモHPの料金プランページ内に表記すればよいものをわざわざバナーを置いてahamoのページへ飛ばされます。
そしてその飛んだ先のページのドメインはこうです。
「https://www.ahamobile.jp/」
アハモバイル。。。?
多くの方が「んんっ?...」となると思います。
他の材料の一つとしても「当初はMNPで移動する必要がある」とかまさに他の通信会社へ転出するときの流れです。
状況証拠からして
当初Docomoはサブブランドとしてahamobile(アハモバイル)を準備していた
ということで間違いなさそうです。
個人的に気になるのは、Docomoとしてはそれを認めていないことです。
いや、サブブランドの準備をしていましたが国からの要請でDocomoのプランとしてそれを行うことにしましたで良いのではないでしょうか。
ここまで証拠が残っていて隠せるわけがないのに認めないって、
なんなんでしょうね笑
最終結果として良いことだと思うんですよね。経緯について変な嘘をつく必要はないのに。
ネタでなくリアルに発音しにくい
「アハモ」
言いにくいですよね。この件に触れられずにはいられない。
明確に発音しようと思うと、アとハの間をしっかり切る発音になります。これがしんどいです。口先ではなくて声帯で息にスタッカートをかける必要があります。
めんどくさいからといって音をリセットせずにサーっといくとhの音価を作りにくいため「アーモ」とか聞こえてしまいます。
せめて2文字目をハ行にするのであれば「アヒモ」が一番言いやすいです。聞く側も断然聞き取りやすいと思います。母音が「a-a」でなく「a-i」になり音価の違いが出るのにも助けられます。
余談ですがこういうケースで思うんですよね。
今後世の中で多くの人がこの単語に出会いそして発音すると思います。
それは何千何万回を超えてほんとに数え切れないだけ今後繰り返されていきます。
その分だけ「あれ何か発音しにくいな」の感情も一定割合生まれると思うんです。それは若干マイナス側の感情かなと思います。困るわけですからね。
なんでこんな名称にしたんだろう
って考えちゃいます笑
これと同じようなことを仕事上でも思うことがあります。
それはマンションの名称についてです。
ちなみに僕は不動産会社で働いています。不動産のライフハック記事なども書いているので興味があるかたは是非チェックを。 今回は賃貸ライフハックということで賃貸借契約にまつわる裏技じゃないですがテクニックを共有しておこうと思います。 これからお部屋探しの時期がやってきます。 日本では一般 ... 続きを見る 1月8日、あるTwitterユーザの投稿でドコモショップの通称「クソ野郎」事件が発覚しました。 知人が携帯の機種変しに行ったら、書類に店長からのセールス指示書がまぎれ ... 続きを見る
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あるんですよね。新築マンションでそのままでは誰も読めない名称を付けられるケースが。
例えばフランス語の名詞とか、英語じゃないので日本で読むためのカタカナに無理やりするとしたらちょっと変わった音になります。
こう読むんだよと説明されないとわからないと思います。
想像してください。
お部屋の紹介のときの店員からお客様への説明に始まり、その契約者が家族に住所を教えるとき、電気会社に住所を伝えるとき、その後もいろんな場面である本人確認など住所を口頭で伝えるときの一苦労「物件名は〇〇、えーとでも今のは読みの音であって、表記はアルファベットで~~」
いや仕事を生みすぎだと思います。
その後マンションに関係する人達に恐ろしく手間をかけます。
今後ずっとのことなのでその回数は計り知れません。
シンプルに、手間なく、とかをモットーにしている人からすると考えられない状況です。
ちょっと余談でした笑
ドコモ新料金プラン「ahamo(アハモ)」は安いのか
同じ20Gという容量で他社と比べると断然安いと思います。
企業名 | 通信容量 | 月額料金 |
NTTドコモ | 20GB | 2980円 |
UQモバイル | 20GB | 3980円 |
Y!mobile | 20GB | 4480円 |
Rakuten Mobile | 無制限 | 2980円 |
au | 無制限 | 8450円 |
SoftBank | 50GB | 8280円 |
そもそもKDDIとSoftBankはサブブランドUQモバイルとY!mobileに任せて自身は下げていないですからね。
そしてRakutenモバイルに関しても無制限の通信容量が楽天自前回線内だけであることと、通信品質についても不安定な楽天回線網とドコモの高品質通信網を比べて同額なのであれば、ahamoの方に軍配があがると思います。
名前を挙げていないMVNO達も20GBプランで比べられると全社が危機だと思われます。
ドコモ品質の通信サービスで20GB2980円は安いと思います。
では誰にとっても乗り換えるべきプランなのか?
それは自身の必要通信容量と相談すると見えてきます。
ドコモ「ahamo」に乗り換えるべき人
通信容量20GBが自身にとって不足なくちょうどで、今までが2980円以上だった人は乗り換えるべきです。
そしてもっと容量が必要な人でもahamoの追加1GBあたり500円を考慮してお得になりそうだったら変えてよいと思われます。
乗り換える必要のない人
それはモバイル通信をほぼしない層の人ですね。僕もそうです。
例えば毎月の通信容量が2GB以内等であればMVNOで1380円でプランがあります。
僕が使っているその通信会社はイオンモバイルです。
2GB程度で収まる人なら数年前からここが最安ですね。
金額を上げてまでまたドコモに移る必要はないです。
ただしもし同じ使用状況でも通信品質をドコモ本体のそれに格上げしたいという人は乗り換えるべきでしょうね。
それの対価として約1500円が発生しますがその価値があるかどうか判断する必要があります。
MVNOの通信速度はドコモのそれには及びませんがそれも問題ないという層はそのまま動かずで問題ないと思います。
そういったことで自身はまず動くことはないですが、なにより楽しみにしているのは今後のドコモ以外の各社の対抗プランが登場してくるだろうことです。
当然企業は競争してくると思われます。
現状も既にそれが現れてきているので紹介しておきます。
各社のドコモ「ahamo」対抗プラン
日本通信
すでにプランが発表されました。
いいですよね、堂々と「ドコモへの対抗プラン」と表記されています。かっこいいです。
料金はこうです。
企業名 | 通信容量 | 月額料金 |
日本通信 | 20GB | 1980円 |
ドコモ(ahamo) | 20GB | 2980円 |
いや素晴らしいです。真っ向から価格競争ですね。
価格の訴求効果は強いので契約を集めるでしょうね。
サイトでこんなことを載せています。
携帯キャリア業界では、収益の源は”breakage(ブレケッジ)”にある、と世界中で言われています。
ブレケッジとは、お客様が契約する料金プランにおいて、必要以上の容量(データ量あるいは通話時間)を契約し、実際には相当量を残すケース、また逆に、契約する容量が不足することで高額な超過料金が発生するケースにより、携帯キャリアにとっては「収益性が高い料金」になるものです。
しかしこれは同時にお客様にとっては、無駄あるいは割高な料金を支払っていることを意味しています。
当社はこのブレケッジの問題に取り組み、お客様にとって合理的な携帯料金プランの提供を目指します。
通信会社自身がこの内容をエンドユーザー側へ語るのはすごいことですよね。
自分たちはそれをやらないということの宣言になります。
頑張ってほしいです。
IIJmio
ドコモのahamoを意識していると思われます。
対抗としてのキャンペーンが12月から始まりました。
キャンペーン概要
名称:始めるなら今!冬の乗り換えキャンペーン
期間:2020年12月1日~2021年2月3日
特典①:初期費用1円
特典②:6ヵ月間月額1100円割引
なかなかお得なキャンペーンを行っています。
IIJmioはMVNOの雄で「SIMカード契約数シェアNo.1」実績をサイトでも謳っています。
もともとプランについては格安で有名です。
今回のドコモに対抗してそれを値下げというのは今のところ行っていないようです。
プラン自体の値下げが無いにしても今回6ヶ月もの間1100円を値下げするキャンペーンを打ち出してきました。
具体的には例えばこんな金額で使用が可能になります。
【音声SIMプラン】月額料金
※その他データのみプランやeSIMプランもラインナップされています
十分にahamoと戦えると思います。
まとめ
そして僕が個人的に一番期待しているのは楽天モバイルです。
企業姿勢としても最安の旗を奪いに来るような気質を持っているところです。
現状の容量無制限2980円をさらに超えて来る可能性、めちゃめちゃあると思います。
目先ではRakuten Miniという小さい端末を楽天モバイルで使っていて、それが春から有料金額2980円にまさになるところではあるので何かしら吉報があることを望んでいます。
ちなみに現状は楽天モバイル1年間は無料で使えます。その点があるので誰にでもおすすめできます。
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今後楽天モバイル以外の会社も含めて期待しています。
業界が面白くなっていくといいですね。
僕のブログではこういったどの通信キャリアがお得かといった話や、他にも”経済的な無駄を省く”といったような考え方で記事をたくさん書いています。気になるものがあればチェックしてみてください。
「コンパクトなモノ」についてもたくさん記事を書いています。物質的にも無駄を省いたスマートなものが好みです。小さくて質の良いものって所有欲をそそられます。是非チェックしてみてください。