今回は薄いバッグを紹介します。
バッグの中でもビジネスバッグというやつです。
直近のことではないですが去年に買い換えました。
今回のバッグはそのときに結構な時間をかけて、結構な点数を見て選んだバッグです。基準を満たすものがなかなか無くかなり探しました。
そういったわけでもし今同じミニマム思考でバッグを探している人に対しては一つの答えをポンと提示できるのではと思います。
ではバッグ購入にあたっての僕なりの条件、購入の経緯、そして1年使用後のレビューなどを共有しておきたいと思います。
ビジネスバッグに求める条件
2019年9月にバッグを買い替えました。
理由は単に前のバッグがボロボロになったからです。
今回購入にあたって考えていた基準はこちらです。
ビジネスバッグに求める個人的条件
- A4が入ること
- できるだけスリム(コンパクト)であること
- 素材が革であること
- シンプルであること
一つづつ説明していきます。
A4が入ること
僕はA4サイズさえ入ればビジネスバッグとしての用が足りるので基準としました。
これは個人で変わるでしょうね。
あとは当然スマホであったり財布であったり小物も入る容量が必要です。
できるだけスリム(コンパクト)であること
このあたりが無駄を省きたいミニマリズムな部分です。必要なサイズだけあれば十分で余分な大きさは不要だと考えました。
持ち運ぶもので最大サイズのものがA4です。A4のサイズが入り、プラスあとは適度にものが入ればと思いました。厚みについてはできるだけ薄いのが希望です。
素材が革であること
布、ポリエステル、合成皮革などいろいろな素材がありますが僕は革のものを探しました。
単純に見た目が格好良いですよね。あとは耐久性も期待できます。
以前のバッグはまさに合成皮革のものでツルッツルの表面だったのですが傷などが目立ちました。そういうことで今回革のなかでも型押し柄があるものにしようと思いました。
シンプルであること
これもポイントです。
色んな装飾は不要でシンプルなものがよいと思いました。例えばシンプルじゃないものの例をあげると、外側にポケットがあるとか、ハンドル(持ち手)に金具がついているとか、底の四隅にあて革がついているとか。これらってごちゃごちゃしているイメージがあります。
理想の外観は「ジッパー(バッグを開けるための)がついているだけ」ぐらいの状態です。
あとブランドもの(ハイブランド)は避けました。個人的にはブランドアイデンティティがゴリゴリに主張されているものは興味がないです。 個人的にブランド信仰をやめてよかったなと思うことを述べます。 特に「やめよう!」と思ってやめたタイミングがあるわけではなく自然とそうなってきました。 まず具体的にブラ ... 続きを見る
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※一応、ハイブランド商品の中に「ブランドブランドしていなくて」、そしてスリムであったり基準を満たすものがないか探しましたがそれは無かったです。
こういった基準で探していたのですが、とくに「シンプルであること」を満たすものがなかなか無かったです。どのバッグも何かしら外観にちょろちょろ付いています。理想にたどり着くまでものすごい品数をネット上で確認しました。
そして最終的に見つけました。
辿り着いたバッグがこれです。
TRION DOCUMENTシリーズ SS112
僕が購入したバッグはこちらです。
メーカー:TRIONモデル名:SS112
TRION(トライオン)というメーカーのSS112というモデルです。
サイズ | |
外形サイズ | 幅38cm × 高さ27cm × マチ5cm |
持ち手サイズ | 幅12cm × 高さ9cm |
重量 |
約660g |
対応サイズ | A4(297.1cm × 21cm) |
素材情報 | サファイアーノレザー |
【株式会社トライオン】
1959年に雑貨商社として創業したのち野球グラブODMメーカーへと転換
1998年に長年のグラブ作りで培った製造技術と日本のモノ作りの精神を活かし、”道具としてのバッグ”をコンセプトにTRIONバッグ事業をスタートした。
もともとは野球グラブの会社のようでそのノウハウを活かしてバッグを製作しているようです。大阪に立地する会社のようです。
まずモノが非常にシンプルで非常に格好良いと思いました。ものすごくクールじゃないですか?
余計なものは何もいらない、これでいいんですよね。持ち物に対してミニマム志向がある方なら響くと思われます。
サイズもコンパクトです。薄さ5cmという点も素晴らしいです。
そしてこの会社はものづくりに関しても20年革バッグを扱ってきているということで信頼性を感じました。
「ミニマルなフォルムの中に、機能美を備えたバッグシリーズ」ということでDOCUMENTシリーズを展開しています。僕が買ったA4サイズのもの以外でも、同じ見た目でB4サイズのものなど他にも様々なモデルがあります。
購入にあたって
これを見つけて「理想のバッグが見つかった!」とテンションが上ったのですが、すぐにそれは下がることになりました。
上の写真の型押し柄があるモデルは期間限定品でした。
そしてとっくに売り切れていたのです。
調べてみると一応同じ型の通年販売モデルがあるのですが以下のようなものです。
モデル名:SA112
表面が型押し柄ではなくつるつるです。微妙に型番も違っています。
僕は「型押し柄で色はネイビーのもの」これが譲れなかったのでとりあえず待つことにしました。さいわい過去の情報を確認していくと、定期的にこのモデルの型押し柄モデルが期間限定商品としてリリースされていました。待っていればまた発売される可能性があると判断しました。
そして半年ほどちょこちょこサイトを覗きに行っていましたが、2019年9月に無事ネイビーの型押し柄タイプが期間限定商品として発売されることがニュースリリースされました。僕はそのとき飛びついてすぐ注文しました笑
では下で現状の写真を載せながらほぼ1年間使用後のレビューをしていきたいと思います。
TRION DOCUMENTシリーズ SS112 1年後の状況
現状はこういった外観です。
【正面】写真
※2枚目フラッシュあり(彩度が強くなりますね)
外観がシンプルでクールです。ブランドロゴさえも無いのが素晴らしい。
1年間の使用によりちょこちょこ傷がついています。それは肉眼では見えるのですが写真で見るとほぼわからないですね。サファイアーノレザーという型押し柄が効いていると思います。傷がわかりにくい。
ちなみにサイズの参考です。
A4ノートを並べるとこんな感じです。
【背面】写真
表もそうなのですが下部の四隅にたわみができています。
もともと自立するバッグではないのですが、保管については壁に立て掛けて床に置いていました。それによってバッグの自重により折れる力が加わっていたためだと思われます。中のポケットにものを入れるとよりこうなると思います。
最近はこれが悪化するのを防ぐべく吊って保管しています。購入される方には置く保管はしないことをお勧めします。どこかにハンドル部分をひっかけて吊っておけばよいと思います。
【サイド】写真
特段問題はないですがやはり下部のたわみによるしわが見えますね。
ちなみに僕が購入したのはジッパーのレールの部分がグレーのタイプです。モデルによっては革と同色というのが過去にはあり僕もそれがよかったのですが、期間限定でこれが出た時この色の組み合わせしかなかったです。また次の期間限定が出るのを待つという心の余裕はなかったですね。
【内側】写真
もうちょっと口をキレイに開ければよかったんですが並々してますね。
中はシンプルでペン差し、ポケット2つ、ジップありポケット1つです。外観に形がでそうなのでジップポケットの中を利用することはしていないです。そして型崩れを極力防ぎたいようであれば2つのポケットは使用しないことをお勧めします。といっても僕も便利で使っちゃっています。
色がグレーでおとなしいのがちょっと物足りないですね。内部はショッキングカラーでアクセントになっていたりするとより格好良いと思います。
中にモノを入れてみました。
A4ノート、財布、スマホ、折りたたみ傘です。全然場所はとりません。
実際はもうちょっと小物が増えますがいつも僕が持ち運ぶコアなものはこの3点です(ノートは持ち運ばない)
そしてこれらってそれぞれがすごくコンパクトです。全部小さいからそれがわかりにくいですが、異常にコンパクトなやつらです。
こだわりある持ち物なので過去に記事を書いています。よかったらご確認ください。
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余分なものを持っていなければこういったときにバッグの総重量も軽く収まり快適です。
余分なものを持たないの意味として、持つ持たないを精査するのもちろん「持つ必要があるものについても、そのサイズを最小にする」というところまで考えています。
バッグの容量については満足しています。
お勧めアイテム「持ち手カバー」
ちなみに前のバッグは目立って持ち手がボロボロになりました。本体はそんなに劣化していなかったです。
持ち手は一番よく触る部分なので当然といえば当然ですよね。
でもそうなってしまうと本体はキレイで本質的には使えるのに、見た目(持ち手のボロさは目立つ)が気になってもう使えないという状態にもなりかねません。そうなるのは避けたいと思いました。
そういうわけで今回はこれを購入しました。
持ち手カバー「motte」
既に使用しているのを外したので曲がってますね。
装着するとこんな感じです。
ちょっと持ち手を開いてみています。写真のように僕はボタン部分を下側にして隠すようにしています。ボタンが見えるとかっこよくないと思うので。
色については本体色とわりと違っています。
でも販売サイトの説明によると色が日焼けで黒っぽくなってくるみたいなことが書かれていたので、それであれば色味がちょうどになってくるだろうと思いネイビーを購入しました。
しかしほぼ一年が経った今もわりと鮮やかなネイビーをしてくれています。。それって結構本体と色が違う。。笑
まあ気にはしていないです。
販売サイトでは色違いを楽しむようなサンプル写真がたくさんあります。確かに気軽に変えられるのでそれにチャレンジするのもありですね。
【motte】
※僕はSサイズを購入。このバッグにピッタリです。
まとめ
TRIONの薄くコンパクトなバックについて紹介させてもらいました。
個人的にはシンプルですごくクールだと思っています。格好良くて大満足です。
使用についても不便はなくとても気に入っています。
あとはできるだけ劣化しないように大事に使っていきたいというところですね。
もしつるつるのタイプであれば通年販売されていますしカラーもたくさん用意されています。
それゆえ「購入したいのに無い」といった困った状況は起こらないと思います。
しかし型押し柄の「サファイアーノレザー」タイプについては、期間限定としてときどき世にリリースされるのみです。そしてネイビーなどの人気色はすぐ売り切れになるので、手に入れるタイミングが非常にシビアです。
今時点なども在庫がないので購入する手段がないです。
Amazon、楽天,yahooでも基本ネイビーは残っていないです。ブラックやブラウンは今日時点[2020.07.23]であるようですね。
↑このリンクへ入ると楽天とyahooについては東急ハンズの売り場があるのですが、「東急ハンズオリジナル」ということでネイビーのシボ加工バージョンが安定してあるようですね。
サファイアーノザーにこだわらない人はこれでも問題なさそうです。つるつるのバージョンだけは傷が目立ちそうですからね。
もしサファイアーノレザーのネイビーが購入したい場合は「気長に待つ」しか方法がありません。僕もそうでしたがTRIONのメルマガを登録しておいてこまめに情報をチェックする。
過去を遡ると定期的にはそれがリリースされるのでアンテナさえ立てていればちゃんと時期がきたときにGETできると思います。
今回の情報をぜひ参考にしていただけたらと思います。
他にも様々な記事を書いています。気になるものがあればチェックしてみてください。
無駄のないサイズの「コンパクトなモノ」についてたくさん記事を書いています。小さくて質の良いものって所有欲をそそられます。
経済的な無駄を省くことやライフハックについても記事を書いています。是非チェックしてみてください。