さて2020年も上半期が終了しました。
月日が流れるのは早いものです。
当ブログでは小さいスマホについて取り上げていますが2020年上半期のそれについて一覧でまとめておきます。
ちょっとネット上で「小さいスマホ」「コンパクトなスマホ」等で検索すると、色々な記事で「コンパクトなスマホならこれ!」と日本メーカーのスマホがいくつもでてきます。でも、基本それらは全部コンパクトじゃないです。
フラグシップスマホ(たいてい大きい)に対してはコンパクトかもしれませんが、絶対的にはサイズが大きいです。
今時点、本当にコンパクトで使えるスマホと言えばこれらぐらいしかないと思われます。
【2020年上半期】記事で取り上げた小さいスマホ一覧
名称 | 寸法mm(縦×横×厚さ) | 液晶サイズ |
Atom XL | 134 x 65 x 17.5 | 4.0インチ (1136 × 640) |
Qin 2 Pro | 132.6 x 55.4 x 8.6 | 5.05インチ(1440 × 576 ) |
Rakutenmini | 106.2 x 53.4 x 8.6 | 3.6インチ (1280 x 720 ) |
AQUOS R2 compact | 131 × 64 × 9.3 | 5.2インチ (2280 x 1080) |
AQUOS sense3 | 147 × 70 × 8.9 | 5.5インチ (2,160 × 1080) |
一覧の端末について
- 5つ挙げていますが今年上半期で取り上げたのは左の3つだけで右2つは参考です
- 一番右は単に一般的なサイズの参考として5.5インチの「AQUOS sense3」を置いてみています(かなり出荷されているSHARPのスマホ)
- 右から2つ目は「AQUOS R2 compact」です。1年半も前の端末になりますが現状「5インチ台で最小サイズのスマホ」です。
各スマホの詳細については記事のほうで述べています。 小さなタフネス系スマホ”Atom”で実績のあるUnihertz社が第二弾の端末として”Atom XL”をリリースします。 Atom XLってどんな端末? ... 続きを見る 中国のスマホメーカーXiaomiからコンパクトな超縦長スマホ「Qin 2 Pro」がリリースされていました。 Qin2 proについて 実は去年の秋ぐらいにはこれの1個前のモデル「 ... 続きを見る 小さいスマホRakuten Miniを手に入れました。 当ブログでは何度も記事で登場していますが、現状4インチ以下の小さいスマホの中ではスペック的にも一番優れていると思います。 色 ... 続きを見る
【Atom XL】中国ベンチャーUnihertzからAtomの第二弾が登場【タフネス系】
【超縦長なコンパクトスマホ】Xiaomi QIN 2 Proリリース!
【Rakuten Mini】レビュー & 必見初期設定(電池消耗を抑える)
AQUOS R2 compactについて
液晶面がほぼディスプレイです。4インチのAtom XLと比べてみてもほぼ同じ寸法で1.2インチも液晶が大きいです。この端末はなかなか偏差値が高いです。
予定通りいくとこれのさらなる進化版の「AQUOS R3 compact」が2020年冬に出てるはずだったんです。。 ※画面はAQUOS R2compactです 小さいスマホにかっこよさを感じていて各社の端末はずっと横目で見てきています。 実はSHARPが小さい物作りで非常に優れています。 毎 ... 続きを見る
【小さいスマホ】伏兵AQUOS R3compactの発売は?【SHARP】
リリースされた端末が昨年に比べて少ない
2019年は多くの小さいスマホを紹介しました。
2019年に取り上げた小さなスマホについて一覧でまとめました。 他に取り上げられてないものもあるかもしれませんが例えば中華端末などは結構似たり寄ったりです。その中でも ... 続きを見る
【2019年度版】小さなスマホ総まとめ【サイズ比較画像あり】
それに比べて今年はリリースされた端末台数が少ないです。あらためてリリース情報を調べましたが他は無いと思われます。
希望的に観測すると本来以下のような名称で、各シリーズのナンバリングの新型が出てもよいと思うのですが
・K-TOUCH i11
・SOYES S11
・Melrose 2020
登場は無かったです。
まあそれも現在のコロナ禍にあるのでしょうがないことなんでしょうね。
合わせてこれらスマホのメーカーは全て中国は深センが本拠地です。香港の隣ですね。
香港デモをはじめ様々な要因で普通に仕事をしていられなかった状況をお察しします。
※追記※2020.9.7 久しぶりに小さい中華スマホの紹介です。 このブログでも過去に紹介してきた「K-TOUCH」シリーズの最新作が登場していました。 その名も「K-TOUCH X11S」で ... 続きを見る
K-TOUCH X11Sがリリースされていました。
【小さい中華スマホ】K-TOUCH X11Sを紹介【コンパクトだけど4.6インチ】
そして個人的にはこちらの後継機がリリースされないか楽しみにしています。
・Palm Phone2
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palm phoneが日本上陸!ズバリ買い時は?
Palm Phoneが日本で発売されます https://tyodoii-minimalist.com/wp-content/uploads/2019/04/Palm_video_ ...
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アメリカはベライゾン社が2018年秋に米国内でリリースし、2019年4月に日本でも流通開始した小さいスマホです。
この端末は8年ぶりぐらいに世に出てきた”仕様について妥協されていない小さいスマホ”でした。
※小さい中華端末などはSoC(CPU)のグレードが高くないことをはじめ、スペックが良いとはいえない
これを皮切りに「再び小さい端末が世に出始めるのでは」と思った端末でした。実際2019年は多くの小さい端末(全部中華端末ですが)がリリースされたことと、国内メーカーでも楽天からご存知Rakuten Miniが登場しました。
話を戻してPalm Phoneについてですが、対応バンドの点、電池もち、サイズ(ちょっと小さすぎる。。)、金額面など条件が良いわけではありませんでした。
そのあたりを全部改善したPalm Phone2なんかがもし発表されれば、よりこの分野が面白くなると思います。
まとめ
現状、小さいスマホで一番実用性があるのはRakuten Miniです。中華端末などはサイズこそ似たようなものが存在していますが、仕様が完全に下のグレードです。カクカクしたり操作性がいいとは言えないと思います。
しかしこのRakuten Mini、小さいことは良いことですがもうちょっと大きくても問題ないと思われます。液晶は3.6インチですが少し拡大して4インチぐらいのサイズが最高かなと思います。
【4インチぐらいが最高の根拠】
2010年代の中盤、スマホの拡大路線を承服しなかった多くのユーザーがいます。
そういった人たちは最後の小さい端末から切り替えることをせず、ずっと同じそれを使用し続けてきています。
いくつかの古いAndroid端末を使い続ける者(例:XperiaSX)、そして旧iPhoneSEを使い続ける者。
これら端末のサイズは約4インチなのです。長年の使用によって「使うのに心地よいサイズ」と感じるひとつの基準になっていると思います。
日本はiPhone大国なのでiPhoneで考えるとイメージしやすいと思いますが、みなさんの身の回りにも旧iPhoneSEを使い続けている人が結構いませんか? 僕の身の回りにはたくさんいます。新SEには見向きもしてません。
それは大きい端末を良しとしておらず旧SEサイズが使いやすいからだと思われます。でも実質Appleにいったん見放された状態といえると思います。
ちなみにAndroid端末はピンキリあるかもしれませんが、良い端末は良いです。旧SEユーザーの方もよかったら触ってみていただきたいです。
さて最後小さい端末についてのまとめですが、
3インチ台はRakuten Mini、そして5インチ台はAQUOS R2 compactがいます。
あれ、メーカーさん
どこの会社もノーマークのガラガラの領域がありますよ。
そう
”4インチ台のハイスペックスマホ”
の枠が。
素晴らしいモノが製作できたら、市場に大量に放置されている「旧iPhoneSEユーザー」にも訴求できる可能性があります。
ぜひぜひ開発よろしくお願いします。
なんならプロジェクトに意見参加させてください笑
「無駄のないコンパクトサイズが好きな人」代表としてこだわりをたくさん語ります。
僕のブログでは小さなスマホをはじめ、小さくて良いモノ全般についても紹介しています。気になる記事があれば是非チェックしてみてください。
他にも”コンパクトなモノが好き”という思考の根っこではありますが、”無駄を省く”とか”お得(経済的無駄を省く)”といった観点でも記事を書いてあります。数分で読める記事なので是非チェックしてみてください。